栗岡 理子/著 -- 合同出版 -- 2012.9 -- 518.52

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資料詳細

タイトル 散乱ペットボトルのツケは誰が払うのか
タイトルカナ サンラン ペット ボトル ノ ツケ ワ ダレ ガ ハラウ ノカ
副書名 デポジット制度の実現をめざして
著者 栗岡 理子 /著  
著者カナ クリオカ リコ
出版者 合同出版
出版年 2012.9
ページ数 126p
大きさ 21cm
一般件名 廃棄物処理 , 資源再利用 , ペットボトル , デポジット制度
ISBN13桁 978-4-7726-6014-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 518.52
内容紹介 海岸を100メートル歩けば、ペットボトルが26本も捨てられているという「ごみ天国ニッポン」。デポジット制度実現のために、散乱ペットボトルの現状と回収のあるべき姿を徹底検証する。
著者紹介 同志社大学経済学研究科修士課程修了。主婦。環境カウンセラー、森林インストラクター。エコハウスしずおか、「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク、熱帯林行動ネットワークなどに所属。

目次

はじめに
  散乱するペットボトル
  散乱ペットボトルが与える生態系への影響
第1章 ペットボトルが生態系を破壊する?
  「プラスチックのスープ」と化した海
  散乱ペットボトルの問題点
  生物多様性の減少が意味すること
  誰も知らないペットボトルの正しい回収率
第2章 拾ってもひろっても減らない、ごみ、ごみ、ごみ…
  4メートルに1本以上のペットボトルが散乱
  仙台市のアレマキャンペーン
  ごみ拾い、本当はいくらかかるの?
  散乱によるエコロジカル・フットプリントと外部費用
  散乱をなくす仕組み作りに、1本10円の値上げOK
  散乱の場合の企業負担は?
第3章 ペットボトルリサイクルの現状
  容器包装リサイクル法
  ペットボトルリサイクルの現状と課題
  エコロジカル・フットプリントの考え方
第4章 N市とS市のエコロジカル・フットプリント
  標準的な回収方法としての奈良市のエコロジカル・フットプリント
  スーパーを回収拠点として利用する旧静岡市のエコロジカル・フットプリント
  N市の集積所回収とS市の店頭回収の環境負荷比較
第5章 回収方法の違いによるリサイクル費用比較
  自治体が負担するペットボトルのリサイクル費用
  回収による環境悪化の金額は、N市でペットボトル1本2000円以上に
  二重構造でさらに外部費用が増大
  製造・利用事業者のリサイクル費用負担
第6章 新しいシステムの必要性
  飲料系容器にひそむ魔性
  ペットボトルの軽量化は解決策にならない-「ジェヴォンズの法則」
  日本の「経済的インセンティブ付帯型回収システム」の推移
  諸外国の先行事例と拡大生産者責任
第7章 デポジットへの道
  デポジット批判を検証する
  誰かが支払う便利さのツケ