河野 貴美子/編 -- 勉誠出版 -- 2012.6 -- 210.35

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資料詳細

タイトル 東アジアの漢籍遺産
タイトルカナ ヒガシアジア ノ カンセキ イサン
副書名 奈良を中心として
著者 河野 貴美子 /編, 王 勇 /編  
著者カナ コウノ キミコ,ワン ヨン
出版者 勉誠出版
出版年 2012.6
ページ数 412p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-奈良時代 , 漢籍-歴史
ISBN13桁 978-4-585-29036-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.35
内容紹介 東アジアの文化形成に多大な影響をもたらした漢籍は、日本にどのように伝わり、何を生み出したのか。専ら漢字による著述が行なわれていた奈良時代と、奈良という場に光をあて、漢籍を基軸に広がりゆく知の世界を描き出す。
著者紹介 1964年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。著書に「日本霊異記と中国の伝承」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
ブックロードと東アジア通貨
  奈良時代における遣唐使の求書資金を中心として
王 勇/著 15-36
『続日本紀』編纂と安史の乱
  年号制定記事を中心にして
新川 登亀男/著 37-86
擬漢文体の<日本建国神話>
  『日本書紀』<神代史>の構想
松本 直樹/著 89-113
記紀に利用された典籍
  出典論の研究史と展望
瀬間 正之/著 114-130
「古代日本」の留学者たち
  「学生」「学問僧」
泉 敬史/著 131-152
八世紀初頭の日本の文筆にみる『五経正義』の受容 高松 寿夫/著 153-168
『粟鹿大明神元記』の写本系統 鈴木 正信/著 169-198
『懐風藻』序文の性格
  「旒絋無為」「巌廊多暇」について
李 満紅/著 201-218
大津皇子の「臨終一絶」と陳後主の「臨行詩」
  江為の「臨刑詩」との関連を中心に
葛 継勇/著 219-239
「南山」考
  長安終南山と奈良吉野山を中心に
高 兵兵/著 240-270
慶滋保胤の奝然入宋餞別詩序考
  白居易・元【シン】詩文との交響
吉原 浩人/著 271-302
奈良時代の辞書『漢語抄』及びその収録語彙について 林 忠鵬/著 305-320
善珠撰述仏典注釈書にみる漢語読解の方法
  憬興撰述注釈書との比較を通して
河野 貴美子/著 321-348
古代東アジアにおける歳時節日の内部構造 劉 暁峰/著 351-369
祇園精舎の投影
  東アジアの漢籍におけるスダッタ長者
藏中 しのぶ/著 370-384
奈良時代における仏典の伝写と読誦
  『日本霊異記』中巻第十九縁を手がかりとして
増尾 伸一郎/著 385-404