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平田国学の史的研究
貸出可
中川 和明/著 -- 名著刊行会 -- 2012.5 -- 121.52
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/121.5/ヒ/
116609330
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
平田国学の史的研究
タイトルカナ
ヒラタ コクガク ノ シテキ ケンキュウ
著者
中川 和明
/著
著者カナ
ナカガワ カズアキ
出版者
名著刊行会
出版年
2012.5
ページ数
13,419p
大きさ
22cm
ISBN13桁
978-4-8390-0370-8
言語
jpn
分類記号
121.52
内容紹介
平田国学の歴史的展開に焦点を当てることによって、思想運動の側面から近世・近代移行期を再検討する。さらに、19世紀の日本型国民国家形成過程において、平田国学は吸収・統合されたのかどうかという問いについても考える。
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目次
序論 研究史と本書の課題・構成
第一節 問題群としての一九世紀
第二節 戦前・戦中の平田国学研究
第三節 戦後における平田国学研究の再開
第四節 近年の研究動向と史料調査の進展
第五節 本書の課題と構成
第一部 講説家篤胤の登場と講釈本
第一章 『古道大意』の形成と刊行
はじめに
第一節 講説家篤胤の登場と『古道大意』講釈
第二節 篤胤没後の平田塾と清書本『古道大意』の頒布
第三節 幕末平田塾の『古道大意』刊行と国学運動の再開
おわりに
第二章 『俗神道大意』の刊行と古道学の立場
はじめに
第一節 自筆稿本『巫学談弊』と「菅能屋先生著述書目」
第二節 篤胤没後における清書本『俗神道大意』の頒布
第三節 嘉永四年の「巫学談弊一件」の発生
第四節 幕末維新の創唱宗教と平田塾『俗神道大意』の刊行
おわりに
第三章 『西籍概論』と国学・漢学の衝突
はじめに
第一節 『漢学大意』講釈と幕府による嫌疑・圧力
第二節 幕末期の平田塾による清書本の頒布と木活字本の出現
第三節 明治初期の国学派・漢学派の対立と平田塾の版本『西籍慨論』
おわりに
第四章 『出定笑語』及び附録とその波紋
はじめに
第一節 篤胤の仏道講釈と自筆稿本の秘蔵
第二節 清書本『出定笑語』と頒布状況
第三節 坐摩版の出現と平田塾の対応
第四節 『出定笑語附録』と幕末仏教界
第五節 維新期の『出定笑語』刊行と神仏分離
おわりに
第二部 平田国学の誕生と篤胤の幽冥研究
第五章 『霊能真柱』と平田国学の誕生
はじめに
第一節 『霊能真柱』の形成
第二節 『霊能真柱』の諸本
第三節 『霊能真柱』の頒布の実態
第四節 平田国学の誕生と篤胤の幕府認識
おわりに
第六章 『古史伝』と国学運動の展開
はじめに
第一節 篤胤による『古史伝』稿本の脱稿と秘蔵
第二節 平田塾による清書本『古史伝』の頒布と地方門人
第三節 幕末明治期の平田国学の盛衰と『古史伝』の刊行
おわりに
第七章 仙童寅吉一件とその波紋
はじめに
第一節 仙童寅吉一件と篤胤自筆稿本の秘蔵
第二節 平田塾による清書本『仙境異聞』の頒布
第三節 『仙境異聞』の写本と巻八の追加
おわりに
第八章 勝五郎再生一件と国学的転生観
はじめに
第一節 『新鬼神論』と篤胤初期の転生観
第二節 池田冠山の『勝五郎再生前生話』と仏教的転生観
第三節 平田篤胤の『勝五郎再生記聞』と国学的転生観
おわりに
第三部 篤胤の国学運動の展開と幕府の弾圧
第九章 西洋科学の衝撃と篤胤の蘭学観
はじめに
第一節 篤胤と蘭学隆盛
第二節 篤胤の蘭学摂取
第三節 篤胤の蘭学批判
おわりに
第一〇章 篤胤の国学思想と『西洋雑記』
はじめに
第一節 近世後期蘭学界と山村才助の登場
第二節 山村才助の『西洋雑記』の諸本
第三節 篤胤における『西洋雑記』の受容
おわりに
第一一章 文政六年上京一件と国学運動
はじめに
第一節 篤胤の上京と鈴屋門人との交流
第二節 山城・備前の有力神職の来訪と平田塾への入門
第三節 御所への著書献上と篤胤の江戸帰還
おわりに
第一二章 幕府の弾圧と篤胤の江戸退去
はじめに
第一節 篤胤の国学と幕府認識
第二節 幕府における篤胤認識の展開
第三節 幕府の処分とその後の篤胤
おわりに
第四部 平田国学の隆盛と幕末維新
第一三章 篤胤の著書と国学運動
はじめに
第一節 講説家篤胤の登場と講釈本
第二節 平田国学の誕生と文化・文政期の篤胤の幽冥研究
第三節 篤胤の国学運動の展開と天保期の幕府による弾圧
第四節 幕末維新の社会変革と平田国学の行方
おわりに
第一四章 幕末平田塾と地方国学の展開
はじめに
第一節 幕末期の弘前社中の形成と活動
第二節 維新期における弘前国学の盛衰
第三節 平尾魯僊・下沢保躬と弘前国学の遺産
おわりに
結論-総括と展望-
第一節 平田国学とその時代
第二節 平田国学の思想と運動
第三節 平田国学の一九世紀
第四節 平田国学と柳田・折口民俗学の接点
第五節 今後の展望
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