穂積 裕昌/著 -- 雄山閣 -- 2012.5 -- 210.32

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資料詳細

タイトル 古墳時代の喪葬と祭祀
タイトルカナ コフン ジダイ ノ ソウソウ ト サイシ
著者 穂積 裕昌 /著  
著者カナ ホズミ ヒロマサ
出版者 雄山閣
出版年 2012.5
ページ数 1,332p
大きさ 27cm
一般件名 城之越遺跡
ISBN13桁 978-4-639-02222-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.32
内容紹介 湧水点祭祀から神殿形成までの祭祀の変遷をカミ観念の形成過程として再編し、導水・湧水施設と囲形埴輪を殯所遺構・遺物と捉え、そこでの所作・儀礼の検討を通して、喪葬・葬送・祭祀を支えた基層的観念を統一的に把握する。
著者紹介 1965年三重県生まれ。同志社大学にて博士(文化史学)学位取得。三重県埋蔵文化財センター主幹。

目次

序章 問題の所在
第Ⅰ章 古墳時代首長と水の祭儀
  第1節 首長祭祀遺跡の検討
  第2節 古墳時代の「湧水点祭祀」
  第3節 井泉と大型建物
  第4節 井泉と誓約儀礼
  第5節 井泉と導水施設
第Ⅱ章 古墳時代儀礼空間の整備と祭祀遺物
  第1節 古墳時代祭祀遺跡の形成
  第2節 古墳時代祭儀空間とニワ
  第3節 古墳時代木製祭祀具の再編
第Ⅲ章 喪葬から埋葬へ
  第1節 「導水施設」の性格について
  第2節 古墳時代の殯所に関する予察
  第3節 封じ込める力
  第4節 遊部伝承から読み解く埴輪の意義
第Ⅳ章 喪葬と祭祀の統一的把握
  第1節 古墳被葬者とカミ
  第2節 「祭祀遺跡」像の転換
  第3節 古墳時代「喪葬遺跡」という枠組み
終章 まとめ