広瀬 浩二郎/編著 -- 青弓社 -- 2012.5 -- 069.04

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /069.0/ヒ/ 116602244 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル さわって楽しむ博物館
タイトルカナ サワッテ タノシム ハクブツカン
副書名 ユニバーサル・ミュージアムの可能性
著者 広瀬 浩二郎 /編著  
著者カナ ヒロセ コウジロウ
出版者 青弓社
出版年 2012.5
ページ数 253p
大きさ 21cm
一般件名 博物館 , 視覚障害 , ユニバーサルデザイン
ISBN13桁 978-4-7872-0048-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 069.04
内容紹介 展示物にさわって工芸品や美術品を味わえ、誰もが楽しめる博物館、「ユニバーサル・ミュージアム」を実現するためには何が必要なのか? 多様な実践事例をあげて、視覚障害者という切り口から新たな博物館像を大胆に提案する。
著者紹介 1967年東京都生まれ。京都大学大学院で文学博士号取得。国立民族学博物館民族文化研究部准教授。専門は日本宗教史、障害者文化論。著書に「障害者の宗教民俗学」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに
  「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か
広瀬 浩二郎/著 9-11
壁を壊せ
  縄文人、アボリジニ、そして視覚障害者
小山 修三/述 14-28
「さわる」力が地域を変える
  盲学校・県立美術館・三内丸山遺跡の取り組み
増子 正/述 29-38
湯浅八郎と民芸品コレクション
  さわって味わう展示の魅力
原 礼子/述 39-47
焼き物、アート、コミュニケーション
  触って「みる」こと
三浦 弘子/述,宮本 ルリ子/述 48-56
人が優しい「市民ミュージアム」
  年齢・国籍・障害にこだわらない交流の場として
藤村 俊/述 57-71
レプリカ展示の意義と限界
  「さわる」ことで何がわかるのか
鈴木 康二/述 72-82
「手学問」理論の創造
  触学・触楽・触愕するフィーリングワーク
広瀬 浩二郎/述 92-113
盲学校での社会科教育 岩崎 洋二/述 114-122
文化的・歴史的探訪の手がかりとしての“手で見る絵画”の可能性
  イタリアの取り組みに学ぶ
大内 進/述 123-137
さわれないものを理解するための技法
  「さわる絵画」「さわる展示パネル」制作の立場から
柳澤 飛鳥/述 138-146
梅棹忠夫の博物館経営論を継承・発展させるために
  国立民族学博物館とJICA横浜海外移住資料館
中牧 弘允/述 158-170
さわる写真展の挑戦 真下 弥生/述 171-183
ニューヨークのミュージアムでの視覚障害者の学びとエデュケーターの役割 大高 幸/述 184-196
「さわる展示」の回顧と展望 五月女 賢司/述 197-211
子ども向け暗闇体験プログラムの教育的効果 石川 梨絵/述 212-224
ロビー展「仮面の世界へご招待」がもたらしたもの
  さわって学ぶ展示の重要性
大河内 智之/述 225-240
おわりに
  “さわる”ことは目的なのか手段なのか
広瀬 浩二郎/著 251-253