眞 淳平/著 -- 岩波書店 -- 2012.4 -- 209

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /209/シ/1 120826870 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 人類の歴史を変えた8つのできごと 1
タイトルカナ ジンルイ ノ レキシ オ カエタ ヤッツ ノ デキゴト
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 眞 淳平 /著  
著者カナ シン ジュンペイ
巻の書名 言語・宗教・農耕・お金編
出版者 岩波書店
出版年 2012.4
ページ数 8,262p
大きさ 18cm
一般件名 世界史
ISBN13桁 978-4-00-500711-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 209
内容紹介 人類史上見落とすことのできない重要なできごとを取り上げ、それらが現在の世界にどのような影響を及ぼしているかを考える。1は、言語・宗教・農耕・お金の誕生や成立について、興味深い特徴などを紹介する。
著者紹介 1962年東京生まれ。法政大学大学院社会科学研究科修了。国際政治学修士。経営学修士。(有)エコ・パブリッシング代表。編集者・ライター。著書に「人類が生まれるための12の偶然」など。

目次

はじめに
第Ⅰ章 言語の登場(一〇〇万年以上前)
  言語がつくり出した人間社会/動物たちの音声コミュニケーション/人間だけが持つ「言語」/文節性/人間の言語の特徴/人類の登場/最初期の言語/言語の誕生(前適応説)/性的なディスプレイ?/ネアンデルタール人の言語/ホモ・サピエンスの言葉/変化する言語/言語の種類/使用人口の多い言語/言語の類型/語順による分類/語族/言語に対する常識テスト/言語の構造を読み取る力/言語に関連する大脳/正しい言葉が失われていく?/単語だけの言語がある?/言葉がないと、周囲の世界を理解できない?/文字の誕生/文字はどうやって生まれたのか/絵文字/文字の特徴/文字を読む順番/製紙法、印刷術の発明/タイプライター、パソコン、電子書籍/グロービッシュの登場/言語に対する危機感/言語の将来
第Ⅱ章 宗教の誕生(数万年前)
  人間の心の奥深くに入り込んだ宗教/宗教が芽生えたネアンデルタール人/クロマニヨン人の宗教/宗教はどのように誕生したのか/人間の「認知システム」が宗教を生む?/宗教とはなにか/記録に残った最古の宗教/大洪水の神話/オリエントの神々/嵐の神バアル/悪魔の概念/イスラエルの民と宗教/旧約聖書/十戒/世界最大の宗教・キリスト教/キリスト教の教え/イエスの誕生と宣教/最初期のキリスト教/ローマ帝国による公認/三位一体/精霊の登場/新約聖書の登場/新約聖書についての逸話/教会の東西分裂、そして宗教改革/今日のキリスト教/仏教成立以前/さまざまな思想家たち/仏教を始めた釈尊/「苦しみこそが人生の本質」/八正道/頼るべき神仏は存在しない/仏教教団の分裂/仏教の経典/大乗仏教運動/利他行、菩薩/空の概念/大乗成立後の仏教/インド仏教の衰退と復興、各国への伝播/宗教のあり方は変化する/「イスラムの教え」の登場/イスラム教の拡大/クルアーン/現在の宗教事情
第Ⅲ章 農耕の開始(紀元前一万年頃)
  定住を後押しした農耕/定住を始めた人類/農耕のはじまり/オアシス説と文化進化説/動物たちの家畜化/農耕の伝播と人口増加/階級制度の誕生/都市国家を衰退させた塩害/緑の革命/農業生産量が頭打ちに?/遺伝子組み換え作物/貿易の自由化/土壌の流出
第Ⅳ章 お金の登場(紀元前七世紀前後)
  お金の交換機能/経済の発展とお金の登場/「銀地金」を切って使用する/貝殻の貨幣/規格化された「貨幣」の登場/貨幣が登場した理由/ローマと中国の貨幣/利子/紙幣の誕生/銀行券の発行/国債と株式/資本主義/バブル崩壊/イングランド銀行/「金本位制」のはじまり/金本位制と自由貿易体制の崩壊/「基軸通貨」となったドル/特別引き出し権(SDR)/「変動相場制」の幕開け/ユーロ/ユーロを導入した理由/カードを使った決済/一京円の余剰資金/「ホームレス・マネー」というお金
主要参考文献