蓮花 一己/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2012.3 -- 681.3

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閲覧室 /681.3/コ/ 116595463 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 交通心理学
タイトルカナ コウツウ シンリガク
叢書名 放送大学教材
著者 蓮花 一己 /編著, 向井 希宏 /編著  
著者カナ レンゲ カズミ,ムカイ マレヒロ
出版者 放送大学教育振興会
出版年 2012.3
ページ数 258p
大きさ 21cm
一般件名 交通事故 , 交通安全 , 自動車運転者
ISBN13桁 978-4-595-31339-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 681.3
内容紹介 交通心理学の歴史と研究成果を踏まえ、事故に関わる行動としてハザード知覚やリスクテイキング行動の概説、交通参加者の行動を分析するためのアイカメラなどの研究を紹介。高度道路交通システム(ITS)にも触れる。
著者紹介 1954年京都府生まれ。帝塚山大学心理学部教授。放送大学客員教授。

目次

1 交通心理学総論(1)
  1.道路交通とモビリティ
  2.日本の自動車交通の特殊性と事故の変遷
  3.交通心理学の成立
  4.交通心理学の概略
  5.まとめ
2 交通心理学総論(2)
  1.事故傾性と事故傾向
  2.運転適性検査と運転診断
  3.運転行動のモデル
  4.まとめ
3 事故発生のメカニズムと人的要因(1)
  1.交通事故発生の現況
  2.事例に見る事故原因の連鎖
  3.交通事故原因としてのヒューマンファクター
  4.交通事故防止のための安全施策
4 事故発生のメカニズムと人的要因(2)-交通コンフリクトとインシデント研究
  1.事故分析の手法
  2.交通コンフリクトとインシデント
  3.名阪国道の調査
  4.まとめ
5 注意と確認行動
  1.ドライバーの注意
  2.注意研究の手法
  3.交差点での確認行動研究
  4.まとめ
6 ハザード知覚
  1.ハザードとリスク
  2.ドライバーのハザード知覚
  3.子どものハザード知覚
  4.自己評価
7 リスクテイキング
  1.リスクテイキングの概念とメカニズム
  2.リスク効用
  3.リスクテイキングの意思決定と行為
  4.リスク補償
8 個人差と事故特性
  1.事故と個人の心理特性
  2.事故反復者は存在するのか
  3.現場における安全対策
  4.安全対策の推進
9 交通参加者のリスク-歩行者と自転車運転
  1.歩行者のリスク
  2.自転車の問題
  3.中学生の行動観察調査
  4.高齢者の行動観察調査
  5.交通安全教育のための教材や施設
  6.まとめ
10 交通参加者のリスク-初心運転者
  1.初心運転者の特徴
  2.運転技能の重要性
  3.若者であることの重要性
  4.まとめ
11 交通参加者のリスク-高齢運転者
  1.高齢ドライバーによる交通事故の増加とその特徴
  2.加齢にともなう生理的機能変化や行動特性の変化
  3.高齢ドライバーに対する教育プログラムとその有効性
12 社会的行動としての運転
  1.交通場面におけるコミュニケーション
  2.カーコミュニケーション
  3.経験によるコミュニケーションスキルの向上
  4.カーコミュニケーションと攻撃行動
  5.感情コントロールと安全運転
  6.交通社会における将来的展望
13 交通安全教育
  1.日本の交通安全教育の課題
  2.子どもへの交通教育
  3.日本の「あやとりぃ」教育
  4.自転車利用者への交通安全教育
  5.新しい交通教育のガイドライン
14 運転者教育
  1.職業ドライバー教育
  2.事故違反者への処分者講習
  3.高齢ドライバー教育
15 交通システムと心理学
  1.運転と心理の関わり
  2.高度道路交通システム(ITS)の問題
  3.地域の道路システムの安全性向上