金沢 謙太郎/著 -- 昭和堂 -- 2012.2 -- 653.22435

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資料詳細

タイトル 熱帯雨林のポリティカル・エコロジー
タイトルカナ ネッタイ ウリン ノ ポリティカル エコロジー
副書名 先住民・資源・グローバリゼーション
著者 金沢 謙太郎 /著  
著者カナ カナザワ ケンタロウ
出版者 昭和堂
出版年 2012.2
ページ数 7,278p
大きさ 22cm
一般件名 熱帯林 , 環境経済学 , プナン族
ISBN13桁 978-4-8122-1169-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 653.22435
内容紹介 サラワクの狩猟採集民のプナン人の抗議行動はなぜ続いているのか。熱帯雨林の資源利用をめぐって続いているコンフリクトの背景を探り、プナン人の生活変容とその地域生態への影響を明らかにする。
著者紹介 長野県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。博士(学術)。信州大学全学教育機構准教授。専門は、環境社会学、環境人類学など。

目次

序章 プナン人の抗議行動はなぜ続いているのか
  1 熱帯雨林と先住民
  2 プナン人の現在をめぐる問い
第1章 ポリティカル・エコロジー論の視角
  1 環境問題の社会科学
  2 ポリティカル・エコロジー研究の展開
  3 ポリティカル・エコロジー論の課題
  4 本書の構成
第2章 狩猟採集民の生活戦略
  1 共生関係
  2 狩猟採集民の生活
  3 焼畑農耕民
  4 狩猟採集民と農耕民の「共進化」
第3章 政府の森林開発政策
  1 森の可読化
  2 木材
  3 観光資源と生物資源
  4 土地
  5 プランテーション
  6 熱帯雨林のモノカルチャー
第4章 森林開発をめぐる非政府アクターの動向
  1 企業
  2 NGO
  3 国際機関
  4 森林開発をめぐるアクター関係
第5章 政治化された環境
  1 政府の意思決定過程
  2 調査チームの提言
  3 「公共サービス」の論理
  4 論理と意思決定の逆転構造
第6章 プナン人の生活変容とその地域生態への影響
  1 フィールドワークの方法と対象
  2 地域生態への影響
  3 プナン人たちの声明
  4 生活戦略の停滞
終章 資源利用をめぐるコンフリクト・マネジメントの展望と課題