平石 典子/著 -- 新曜社 -- 2012.2 -- 910.261

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資料詳細

タイトル 煩悶青年と女学生の文学誌
タイトルカナ ハンモン セイネン ト ジョガクセイ ノ ブンガクシ
副書名 「西洋」を読み替えて
著者 平石 典子 /著  
著者カナ ヒライシ ノリコ
出版者 新曜社
出版年 2012.2
ページ数 358p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-明治時代 , 学生
ISBN13桁 978-4-7885-1273-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.261
内容紹介 明治後半、学生のあいだで「煩悶」が大流行した。そのころ、高等教育を受けた「女学生」も誕生した。これら特権的若者の実態を、その「新しさ」のモデルとなった「西洋」と往還しつつ、当時のメディア・文学のなかに探る。
著者紹介 1967年北海道生まれ。東京大学大学院超域文化科学専攻単位取得退学。博士(学術)。専攻は比較文学。筑波大学人文社会系准教授。

目次

第一章 明治の「煩悶青年」たち
  一 「煩悶青年」とは何か
  二 文学のなかの煩悶青年たち
  三 明治末の『ヨーン・ガブリエル・ボルクマン』
第二章 「女学生」の憂鬱
  一 「女学生」というメタファー
  二 「恋愛」の波及
  三 「女学生神話」の確立
第三章 「堕落女学生」から「宿命の女」へ
  一 「堕落女学生」の行方
  二 明治東京の「宿命の女」
第四章 「新しい男」の探求
  一 『煤煙』という出発点
  二 漱石と鷗外の青年像
  三 「醜い日本人」をめぐって
第五章 女たちの物語
  一 「令夫人」から「妖婦」へ
  二 遅れてきた女学生小説
  三 女たちの新たなる地平