小林 真生/著 -- 福村出版 -- 2012.2 -- 334.41

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /334.4/コ/ 116503467 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 日本の地域社会における対外国人意識
タイトルカナ ニホン ノ チイキ シャカイ ニ オケル タイガイコクジン イシキ
副書名 北海道稚内市と富山県旧新湊市を事例として
著者 小林 真生 /著  
著者カナ コバヤシ マサオ
出版者 福村出版
出版年 2012.2
ページ数 331p
大きさ 22cm
一般件名 外国人(日本在留) , 地域社会 , 稚内市 , 射水市
ISBN13桁 978-4-571-41045-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 334.41
内容紹介 ロシア人船員や中国人研修生が多数暮らす北海道稚内市と、パキスタン人中古車業者や日系ブラジル人、中国人研修生が多数働く富山県旧新湊市地域を主要な調査地とし、地方社会における対外国人意識の状況を探る。
著者紹介 1975年生まれ。群馬県出身。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了(博士(学術))。国立民族学博物館共同研究員。

目次

序章
  第1節:日本社会における外国人増加の経緯
  第2節:外国人受け入れへ向けた関係機関の姿勢
  第3節:全国的世論調査から見る現状
  第4節:地域特性から見る先行研究の検証
  第5節:本書の検証課題
  第6節:本書の研究方法と構成
  第7節:本書の限界
第1章:産業の展開から見る地方の小都市の特牲
  第1節:港湾都市としての稚内市の特性
  第2節:日本の経済成長と対をなす旧新湊市地域の発展
  第3節:両都市の特性
  第4節:人口減少と新たな社会創出の可能性
第2章:稚内市における対外国人意識
  第1節:『北海道新聞』に見る北海道における対外国人意識の概況
  第2節:稚内市の議会議事録に見る対外国人意識
  第3節:接触量減少時における対外国人意識の変容
  第4節:小括
第3章:伏木富山港周辺地域における対外国人意識
  第1節:『北日本新聞』に見る富山県における対外国人意識の概況
  第2節:伏木富山港周辺地域の議会議事録に見る対外国人意識
  第3節:伏木富山港周辺地域に共通する問題と方針
  第4節:小括
第4章:日本海沿岸地域における対外国人意識比較
  第1節:本章の分析課題
  第2節:アンケート調査の概要
  第3節:アンケートに見る意識形成の背景
  第4節:アンケートに見る対外国人意識改善のための対応
  第5節:分析課題を受けて
  第6節:結論と課題
第5章:日常的な交流と対外国人意識との関係
  第1節:本章の分析課題と手法
  第2節:住民の発言から見た稚内市の特色
  第3節:住民の発言から見た旧新湊市地域の特色
  第4節:個人化が図られていない対外国人意識の課題
  第5節:変化を受け入れる必要性
第6章:対外国人意識改善に向けた諸機関の対応
  第1節:両地域から見る地方の小都市の特性
  第2節:日本社会の対外国人意識の現状と課題
  第3節:多文化施策の現状
  第4節:多文化施策の課題と今後
  第5節:民間と行政の協働
  第6節:小括
終章
  第1節:地方の小都市における対外国人意識の特性
  第2節:意識の二分化から見る日本の対外国人意識の現状
  第3節:多文化共生を推進する施策への反動という視点
  第4節:新たな創造のための社会変容に向けて