谷口 康浩/著 -- 同成社 -- 2011.12 -- 210.25

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資料詳細

タイトル 縄文文化起源論の再構築
タイトルカナ ジョウモン ブンカ キゲンロン ノ サイコウチク
著者 谷口 康浩 /著  
著者カナ タニグチ ヤスヒロ
出版者 同成社
出版年 2011.12
ページ数 5,293p
大きさ 22cm
一般件名 縄文式文化 , 遺跡・遺物-日本
ISBN13桁 978-4-88621-586-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.25
内容紹介 縄文時代の始まりと考えられている「草創期」について、その歴史的評価を揺るがすことになる基本的な問題点を明らかにし、通説となっている考古学の時代区分の妥当性と縄文文化の起源に関する説明を根幹から見直す。
著者紹介 1960年東京都生まれ。國學院大學文学部教授。博士(歴史学)。専攻は先史考古学、主として縄文文化の研究。著書に「環状集落と縄文社会構造」など。

目次

第1章 「縄文草創期」再考
  1.学史的問題
  2.史実的問題
  3.理論的問題
  4.区分の論理から移行の論理へ
第2章 青森県大平山元Ⅰ遺跡の[14]C年代・較正暦年代
  1.縄文文化起源論の転機
  2.青森県大平山元Ⅰ遺跡の考古学的事実
  3.考古・地質編年からみた土器出現の古さ
  4.大平山元Ⅰ遺跡の[14]C年代・較正暦年代
  5.大平山元Ⅰ遺跡の較正暦年代が提起する問題
  <補論>大平山元Ⅰ遺跡の較正暦年代
第3章 東アジアにおける土器の起源と初期土器文化
  1.土器はいつ、なぜ出現したのか
  2.日本列島における初期土器群とその年代
  3.東アジアにおける初期土器群と年代
  4.土器出現期の古環境
  5.最終氷期における初期土器文化の位相
第4章 縄文の発生形態と施文原体
  1.縄文の起源の探求
  2.草創期土器群にみる縄文の発生形態と施文原体
  3.考察
第5章 長者久保・神子柴石器群と細石刃石器群の関係
  1.移行期研究の転換点
  2.長者久保・神子柴石器群の多様な位相
  3.長者久保・神子柴石器群と細石刃石器群の関係
  4.考察
第6章 財としての神子柴型石斧
  1.基本的な視座の問題
  2.財としての大形石斧
  3.大形石斧のトランスファー
  4.考察
第7章 縄文早期のはじまる頃
  1.縄文文化起源論への自問
  2.縄文早期初頭の年代
  3.縄文早期初頭の古環境
  4.東アジアにおける新石器文化の胎動
  5.縄文文化形成期としての早期初頭
  6.「革創期」の問題
  <補論>縄文時代早期初頭の[14]C年代・較正暦年代