根井 雅弘/著 -- 筑摩書房 -- 2011.12 -- 331.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /331/ネ/ 120819503 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 20世紀をつくった経済学
タイトルカナ ニジッセイキ オ ツクッタ ケイザイガク
副書名 シュンペーター、ハイエク、ケインズ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 根井 雅弘 /著  
著者カナ ネイ マサヒロ
出版者 筑摩書房
出版年 2011.12
ページ数 127p
大きさ 18cm
一般件名 経済学-近代経済学
ISBN13桁 978-4-480-68873-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 331.7
内容紹介 シュンペーター、ハイエク、ケインズという20世紀経済学の3巨星に的を絞って、彼らの思想や理論をわかりやすく解説するとともに、それらが21世紀を生きる私たちにどんな示唆を与えるのかについて考える。
著者紹介 1962年宮崎県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学大学院経済学研究科教授。著書に「現代イギリス経済学の群像」「経済学の歴史」「経済学はこう考える」など。

目次

まえがき
第一章 二十世紀のあけぼの-資本主義の本質を求めて
  ケインズとシュンペーター/シュンペーターが育った世紀末ウィーン/マルクス主義の刺激/ワルラスの一般均衡理論/「静態」から「動態」へ/「新結合=イノベーション」とは何か?/旺盛な知識欲-ベルクソンからの影響/独特な不況観/ベルクソンの「内的自我」と「外的自我」/「企業者」の資質/ニーチェの影響も
  第一章の参考文献
第二章 社会主義の壮大なる実験-ハイエクの異論
  「マル経vs近経」という図式の消滅/社会主義下での経済計算は可能か?/ハイエクの知識論/マルクス経済学はなぜ知識人を虜にしたのか?/「真の個人主義」と「偽の個人主義」/社会主義こそが「反動的」だ!/ハイエクの徹底した自由主義/「計画化」は全体主義につながる…/道徳的問題と物質的問題/シュンペーターの「企業者機能」の変質/資本主義は衰退するのか?
  第二章の参考文献
第三章 資本主義の賢明なる管理を求めて-ケインズの思想と理論
  ひときわ著名なケインズ/「自由放任主義」の終焉/ケインズは「古典派」とどこが違うのか?/有効需要と「非自発的失業」/実は「修正された自由主義」の支持者/サムエルソンの「新古典派総合」/「抽象的な正義」よりも「実質的な便宜」を/ムーアの「有機的統一の原理」/ハイエクの誤解/「不確実性」とは何か?/「貨幣」が将来の「不安」を鎮める
  第三章の参考文献
  用語解説
エピローグ-二十一世紀と経済学の三巨星
  イノベーションと需要の好循環/他者との相互交流を
  エピローグの参考文献