河路 由佳/著 -- 新曜社 -- 2011.11 -- 810.7

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資料詳細

タイトル 日本語教育と戦争
タイトルカナ ニホンゴ キョウイク ト センソウ
副書名 「国際文化事業」の理想と変容
著者 河路 由佳 /著  
著者カナ カワジ ユカ
出版者 新曜社
出版年 2011.11
ページ数 384p
大きさ 20cm
一般件名 日本語教育(対外国人)-歴史 , 言語政策-歴史 , 国際文化交流-歴史
ISBN13桁 978-4-7885-1262-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 810.7
内容紹介 日本の国際連盟脱退を機に始まった「国際文化事業としての日本語教育」。その前史から戦中・戦後までを一次資料とインタビューなどでたどり、その理想が総力戦体制下でいかに変容し、いかに戦後に生き延びたかを明らかにする。
著者紹介 1959年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程単位取得退学。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。著書に「非漢字圏留学生のための日本語学校の誕生」など。

目次

序章 「国際文化事業」以前の日本語教育
第一章 「国際文化事業」の幕開け
  1 幕末から一九三〇年代にいたる日本の「国際文化交流」
  2 一九三〇年代の国定教科書に見る国際交流観
  3 「国際文化事業」としての日本語普及論
  4 一九三〇年代にいたる日本語学習の需要と日本語教育
  5 国際文化振興会の草創期における事業内容と「日本語普及」
  6 国際学友会の草創期における事業内容と日本語教育
第二章 国際文化振興会における日本語普及事業の展開
  1 「国際文化事業」としての日本語普及へ
  2 積極的な日本語普及事業への着手
  3 紀元二千六百年記念国際懸賞論文
  4 同時期のアジア地域を対象とする日本語普及政策
  5 「国際文化事業」から「対南方文化工作」へ
  6 戦争中の「日本語の世界化」論
  7 戦争中の日本語普及事業によって生まれた出版物
第三章 国際学友会における日本語教育事業の展開
  1 岡本千万太郎の日本語教育観
  2 国際学友会の日本語教育課程の本格化
  3 開校当初の国際学友会日本語学校
  4 「南方文化工作」と国際学友会
  5 国際学友会日本語学校のカリキュラム・教授法
  6 戦争末期の国際学友会日本語学校
第四章 日本語普及(教育)事業と敗戦
  1 国際文化振興会
  2 国際学友会
  3 日本語教育振興会
  4 なぜ、日本語教育振興会だけが新規事業にとりくんだのか
終章 新しい理念の構築に向けて