浜崎 洋介/著 -- 新曜社 -- 2011.11 -- 910.268

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資料詳細

タイトル 福田恆存思想の<かたち>
タイトルカナ フクダ ツネアリ シソウ ノ カタチ
副書名 イロニー・演戯・言葉
著者 浜崎 洋介 /著  
著者カナ ハマサキ ヨウスケ
出版者 新曜社
出版年 2011.11
ページ数 426p
大きさ 20cm
ISBN13桁 978-4-7885-1263-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 革新派はもとより、保守派をも批判して「保守反動」と見なされた福田恆存。その思想の一貫性と現代性を、彼のテキストにもとづきながら、「生き方・歩き方」の問題として甦らせる評論。
著者紹介 1978年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。学術博士。文芸評論家。東京工業大学非常勤講師。

目次

序章 福田恆存と「保守」
  Ⅰ 戦後史における福田恆存評価
  Ⅱ 江藤淳からの距離
  Ⅲ 三島由紀夫からの距離
  Ⅳ 「国家」からの距離
  Ⅴ 本書の立場
第一章 福田恆存と「近代」
  Ⅰ 戦後の出発
  Ⅱ 保田與重郎と福田恆存
  Ⅲ 「横光利一と「作家の秘密」」から「嘉村礒多」へ
  Ⅳ 「芥川龍之介論(序説)」について
  Ⅴ 「芥川龍之介Ⅰ」と「道化の文学-太宰治論」
  Ⅵ 「純情」からの訣別
第二章 福田恆存と「芸術」
  Ⅰ <近代=小説>の閉塞
  Ⅱ D・H・ロレンスと福田恆存(i)
  Ⅲ D・H・ロレンスと福田恆存(ii)
  Ⅳ 『否定の精神』から『芸術とはなにか』へ
  Ⅴ 「平和論」論争と『人間・この劇的なるもの』
  Ⅵ 「全体」から「言葉」へ
第三章 福田恆存と「国語」
  Ⅰ 「国語改革」というイデオロギー
  Ⅱ 「現代かなづかい」論争
  Ⅲ 福田恆存と時枝誠記
  Ⅳ 『私の国語教室』と『批評家の手帖』
  Ⅴ 六〇年安保闘争と福田恆存
  Ⅵ 「まねび」と「演戯」
終章 福田恆存という人間
  Ⅰ 保守思想と福田恆存
  Ⅱ 福田恆存という人間