若森 みどり/著 -- NTT出版 -- 2011.11 -- 332.01

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地下書庫 /332.0/ワ/ 116482407 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル カール・ポランニー
タイトルカナ カール ポランニー
副書名 市場社会・民主主義・人間の自由
著者 若森 みどり /著  
著者カナ ワカモリ ミドリ
出版者 NTT出版
出版年 2011.11
ページ数 288,6p
大きさ 22cm
一般件名 経済史学
ISBN13桁 978-4-7571-2285-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 332.01
内容紹介 社会科学者カール・ポランニーの1920年代から60年代に至る膨大な未刊行の著作を用いて、彼がそれぞれの時代に取り組んだ社会哲学と経済学の新展開を明らかにする。
著者紹介 東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。首都大学東京・社会科学研究科・経営学専攻准教授。社会・経済思想、経済思想史専攻。

目次

序章
  ポランニーへのアプローチ
  1 目的と方法
  2 変容するポランニー像
  3 研究史
  4 本書の構成
第1章 ポランニーの思想と人生
  1 ハンガリー時代
  2 ウィーン時代
  3 イギリス時代
  4 北アメリカ時代
第2章 ポランニーの社会哲学の源流
  1 第一次世界大戦とポランニーの覚醒
  2 「ビヒモス」における科学的世界観と人間の自由
  3 機能的社会主義システムと社会主義経済計算
  4 「自由論」における社会的客体化、透明化、社会的自由
  5 ポランニーの社会主義像とその知的・思想的源泉
第3章 市場社会の危機とファシズム分析
  1 市場社会の危機と制度変化
  2 協調組合国家としてのファシズム把握
  3 キリスト教社会学とマルクス主義のポランニー的総合
第4章 『大転換』の世界
  1 『大転換』の全体像
  2 市場社会の崩壊とナチ期ドイツの役割
  3 市場社会の起源
  4 経済的自由主義対社会の自己防衛
  5 市場経済と民主主義の対立
  6 『大転換』における自由の問題
第5章 「経済社会学」の誕生
  1 英語圏におけるウェーバー的問題をめぐる対抗軸
  2 講義「社会における経済の位置」
  3 制度化された過程としての経済
  4 『人間の経済』におけるポランニーとウェーバー
  5 古代ギリシアの経済制度
  6 現代社会学を包摂した経済史へ
第6章 産業文明と人間存在
  1 原子力の産業的利用の時代へ
  2 最晩年における「社会の現実と自由」の再展開
  3 「ウィークエンド・ノート」の自由論
  4 「ウィークエンド・ノート」のルソー・パラドックス
  5 産業社会と良き生活
終章 ポランニーの知的遺産
  1 ポランニーが取り組んだ課題は何か
  2 ポランニー経済学の中心命題
  3 ポランニー社会哲学の中心命題
  4 ポランニーの最後の仕事
  5 本書のポランニー像