簡 月真/著 -- 明治書院 -- 2011.9 -- 810.9

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資料詳細

タイトル 台湾に渡った日本語の現在
タイトルカナ タイワン ニ ワタッタ ニホンゴ ノ ゲンザイ
副書名 リンガフランカとしての姿
叢書名 海外の日本語シリーズ
著者 簡 月真 /著, 真田 信治 /監修  
著者カナ カン ゲッシン,サナダ シンジ
出版者 明治書院
出版年 2011.9
ページ数 162p
大きさ 22cm
一般件名 日本語 , 台湾
ISBN13桁 978-4-625-43446-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 810.9
内容紹介 日本の旧統治領で戦前・戦中に日本語を習得した人々が使う日本語は、どのような変化をたどってきたのか。台湾でリンガフランカ(共通語)として用いられている日本語を対象に、その言語的特徴、変容のプロセスを究明する。
著者紹介 大阪大学大学院修了。博士(文学、大阪大学)。台湾国立東華大学副教授。

目次

第1章 台湾における日本語の普及
  1.1 台湾における「国語」(日本語)教育
  1.2 インフォーマントの受けた教育
  1.3 在台日本人
  1.4 インフォーマントと日本人との接触
第2章 台湾に渡った日本語の現在
  2.1 多言語社会台湾
  2.2 台湾に渡った日本語のいま
第3章 研究の理論的枠組みと調査概要
  3.1 問題のありか
  3.2 バリエーション研究
  3.3 言語消滅とバリエーション
  3.4 調査の概要
  3.5 考察対象とする言語項目
第4章 一人称代名詞
  4.1 一人称代名詞の使用状況
  4.2 ドメイン間の切換え
  4.3 ドメイン内の切換え
  4.4 閩南語一人称代名詞の採用について
  4.5 一人称代名詞の使用から見る変容のプロセス
第5章 可能表現
  5.1 可能形式の使用状況
  5.2 ドメインによる切換え
  5.3 可能表現の使用から見る変容のプロセス
第6章 否定辞
  6.1 否定辞の使用状況
  6.2 ドメイン間の切換え
  6.3 ドメイン内の切換え
  6.4 否定辞の使用意識
  6.5 否定辞の使用から見る変容のプロセス
第7章 丁寧体
  7.1 普通体・丁寧体の使用状況
  7.2 「丁寧体多用型」の場合
  7.3 「丁寧体稀用型」の場合
  7.4 丁寧体の使用から見る変容のプロセス
第8章 「でしょ」の新用法-<新情報認知要求>-
  8.1 現代日本語における「でしょ」の用法
  8.2 台湾日本語における「でしょ」の使用
  8.3 東アジア残留日本語と日本国内の日本語における<新情報認知要求>
  8.4 「でしょ」の使用から見る改新的変化
第9章 台湾日本語の特徴およびその変容プロセス
  9.1 リンガフランカとしての日本語の特徴
  9.2 バリエーションから見る台湾日本語の特徴
  9.3 台湾日本語の変容プロセス
  9.4 台湾における日本語接触言語の連続体