ジョゼフ・ラズ/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2011.9 -- 321.1

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資料詳細

タイトル 法体系の概念
タイトルカナ ホウタイケイ ノ ガイネン
副書名 法体系論序説
著者 ジョゼフ・ラズ /著, 松尾 弘 /訳  
著者カナ ラズ ジョセフ,マツオ ヒロシ
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2011.9
ページ数 5,334p
大きさ 22cm
一般件名 法哲学
ISBN13桁 978-4-7664-1871-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 321.1
内容紹介 ハート、ケルゼンらの理論を批判的に検討した上で、新たな法分析への視点を提示する。表現を分かりやすくできる部分は改訳し、論考「ラズの法体系論-『法体系の概念』の意義と課題-」を追加した解説追補版。
著者紹介 1939年生まれ。オックスフォード大学法学博士。同大学法哲学教授、コロンビア大学ロー・スクール教授のほか、ロックフェラー大学などの客員教授を歴任。

目次

序論
Ⅰ オースティンの法体系論
  1 主権
  2 存在の指標
  3 同一性の指標
  4 法体系の構造
Ⅱ オースティンの理論:批判
  1 主権の無制限性
  2 人的服従について
  3 主権の統一性
  4 立法について
  5 独立性について
Ⅲ 規範理論の構成要素
  1 規範的言明
  2 規範の構成要素
  3 規範の存在
Ⅳ 法の個別化について
  1 個別化の問題
  2 法の個別化へのケルゼンのアプローチ
  3 ケルゼン対ベンサム-比較
Ⅴ ケルゼンの法体系論
  1 法体系の存在
  2 同一性の指標
  3 同一性の指標-根本規範の役割
  4 同一性の指標-有効性の連鎖
  5 法体系の構造
  6 独立的規範について
Ⅵ 諸規範の体系としての法体系
  1 定言命令的規範
  2 根本規範と動態的正当化
  3 体系の構造とその体系に属する諸法の個別化
  4 義務賦課法
  5 権能付与法
Ⅶ 諸法の体系としての法体系
  1 法の規範性について
  2 許可について
  3 権利を設定する法について
  4 発生的構造および作用的構造
Ⅷ 法体系の同一性
  1 非定時点的な法体系の同一性
  2 定時点的な法体系の同一性とその所属資格
  3 承認のルールについて
Ⅸ 法体系の存在について
  1 実効性の原理について
  2 いくつかの追加的な指摘
おわりに:源泉,規範性および個別化
  1 源泉
  2 個別化一般
  3 機能付与的ルール
  4 規範性
  5 規範的言明