沖縄県立美術館検閲抗議の会/編 -- 社会評論社 -- 2011.8 -- 706.9

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閲覧室 /706.9/ア/ 116464546 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル アート・検閲、そして天皇
タイトルカナ アート ケンエツ ソシテ テンノウ
副書名 「アトミックサンシャイン」in沖縄展が隠蔽したもの
著者 沖縄県立美術館検閲抗議の会 /編  
著者カナ オキナワケンリツ ビジュツカン ケンエツ コウギ ノ カイ
出版者 社会評論社
出版年 2011.8
ページ数 361p
大きさ 21cm
一般件名 美術展覧会 , 検閲 , 天皇制 , 沖縄県立博物館・美術館
ISBN13桁 978-4-7845-1482-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 706.9
内容紹介 天皇表象は、なぜ忌避されるのか-。2009年、沖縄県立博物館・美術館で、展示予定の連作版画作品が展示を拒否されるという事件が起きた。美術家・批評家・市民などによる、アートという制度と検閲をめぐる発言を収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
ふたつの検閲をつなぐもの
  序にかえて
小倉 利丸/著 7-27
遠近を抱えて 大浦 信行/作 28-34
「九条」企画の質が問われた 大浦 信行/述 36-41
もっともっと対話が必要 比嘉 豊光/述 42-44
「サンシャイン」と「シャドウ」 徐 京植/述 44-50
わたしはわすれない 白川 昌生/述 50-53
問われる「自画像」 鵜飼 哲/述 53-57
《遠近を抱えて》・天皇制・沖縄 針生 一郎/述 57-61
沖縄の現実を知らなすぎる展覧会 比嘉 豊光/述 64-68
沖縄の現実に抗う表現 新垣 安雄/述 69-72
逆説の鈍色に映えてくるもの 仲里 効/述 72-87
感情論と制度論を超えるもの 宮田 徹也/述 87-91
生かされなかった「経験」 太田 昌国/述 91-94
シンボルとしての身体、皮膚としての天皇 古川 美佳/著 96-104
「アトミックサンシャイン」沖縄展対抗アクションの意味 武居 利史/著 105-107
沖縄県平和祈念資料館「展示改ざん事件」との関連性 石原 昌家/著 108-110
「大浦信行展」を終えて
  なぜ、沖縄で《遠近を抱えて》なのか
上原 誠勇/著 111-117
《遠近を抱えて》の遠景と近景
  戦後美術における天皇表象
北原 恵/著 118-140
天皇陛下と死刑囚 八鍬 瑞子/著 141-143
アメリカと日本と沖縄と男の体 嶋田 美子/著 144-146
公共美術館と私たち 細谷 修平/著 147-149
カミサマの写真は不快か? 大榎 淳/著 150-152
天皇は玉である
  天皇及び天皇制をめぐる雑感
桂川 寛/著 153-156
元戦場カメラマンの視点 石川 文洋/著 157-158
排除事件の構造
  「アトミックサンシャイン」in沖縄展と「石川文洋写真展」
小林 純子/著 159-163
美の治安
  沖縄県立美術館という人類館をめぐって
新城 郁夫/著 164-179
緊急アートアクション2009参加作家と出品作について 古川 美佳/著 182-219
緊急アートアクション2009パフォーマンスについて 古川 美佳/著 220-224
緊急アートアクション2009ギャラリートークについて 井口 大介/著 225-230
キュレーターの権限と権力
  トーク 1
遠藤 水城/述,暮沢 剛巳/述 231-244
アートと公共性
  トーク 2
藤井 光/述,清水 知子/述 245-257
「文化の冷戦」と美術運動
  トーク 3
池上 善彦/述,友常 勉/述 258-273
美術館の二重性とキュレーターの二面性
  トーク 4
堀 浩哉/述,毛利 嘉孝/述,井口 大介/述 274-285
丸木夫妻の「原爆」と「沖縄」
  トーク 5
小沢 節子/述,小倉 利丸/述 286-300
「自己点検」されるべき天皇制
  トーク 6
金城 実/述,古川 美佳/述 301-310
表現と規制をめぐって
  トーク 7
大西 赤人/述,遠藤 裕二/述 311-322
問われる美術の「戦後」と「制度」
  トーク 8
アライ ヒロユキ/述,宮田 徹也/述 323-334
美術界閉塞、どう打開するか
  トーク 9
日夏 露彦/述,金山 明子/述,桂川 寛/述 335-349
「大浦問題」が衝いた日本美術の問題性
  トーク 10
大浦 信行/述,針生 一郎/述 350-361