山内 祥史/編 -- 和泉書院 -- 2011.6 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.268/ダザ/19 116679820 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 太宰治研究 19
タイトルカナ ダザイ オサム ケンキュウ
著者 山内 祥史 /編  
著者カナ ヤマノウチ ショウシ
巻の書名 <作品とその生成要素>「愛と美について」から「走れメロス」まで <作品論Ⅱ>随想「古典龍頭蛇尾」から「三月三十日」まで
出版者 和泉書院
出版年 2011.6
ページ数 313p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-7576-0591-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 気鋭の研究者が斬新な切り口で太宰作品を読み解く。19では、「愛と美について」から「走れメロス」までの作品とその生成要素、「古典龍頭蛇尾」「正直ノオト」「三月三十日」等の作品論、作品評釈、資料を収録。
著者紹介 神戸女学院大学名誉教授。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「愛と美について」と高木貞治述『過度期ノ数学』 出原 隆俊/著 1-10
作品とその生成要素
  「兄たち」と「青んぼ」
川崎 和啓/著 11-17
「俗天使」とミケランジェロの聖母 須田 千里/著 18-28
「女人訓戒」と辰野隆『仏蘭西文学の話』
  ミソジニーの強度
中村 三春/著 29-36
作者の決闘
  「女の決闘」における翻訳/翻案
坪井 秀人/著 37-51
「駈込み訴へ」と聖書
  「人間イエス」の系譜
服部 康喜/著 52-61
「走れメロス」と小栗孝則訳『新編シラー詩抄』 奥村 淳/著 62-71
「椿屋のさつちやん」の誕生
  太宰治「ヴィヨンの妻」における詩的創造
水野 尚/著 72-91
「桜桃」論
  占領下の<革命>
内海 紀子/著 92-106
「古典龍頭蛇尾」論
  文芸懇話会における「日本精神」なるものへの揶揄
尾西 康充/著 107-114
こわい顔して
  創作余談(後に「創作余談」と改題)
細川 正義/著 115-122
太宰治「他人に語る」と砂子屋書房の「文筆」 瀬崎 圭二/著 123-128
自意識の皮膜
  「富士に就いて」の<私>
川島 秀一/著 129-136
「当選の日」論
  生活者と作家の相克
小菅 健一/著 137-145
「正直ノオト」と創作余談への嫌悪
  再考・太宰治と志賀直哉
大東 和重/著 146-155
「浪曼派哲学」を求める心
  太宰治の「ラロシフコー」をめぐって
水野 尚/著 156-163
「『人間キリスト記』その他」について 島 達夫/著 164-169
小説「市井喧争」論
  小説「善蔵を思ふ」の裏バージョンとして
秋枝 美保/著 170-176
「困惑の弁」と山椒魚の寓意性
  「黄村先生言行録」に見る高尚と卑俗
名波 弘彰/著 177-188
太宰治のアイロニー
  「心の王者」論
佐藤 裕子/著 189-195
反転する<健闘>
  太宰治「このごろ」論
青山 英正/著 196-206
金木の旧正月 木下 巽/著 207-209
太宰治「鬱屈禍」論
  鬱屈する芸術家像
山中 剛史/著 210-219
「酒ぎらひ」論 押野 武志/著 220-229
無趣味 増山 初子/著 230-232
「作家の像」というフィクション 鳥羽 耕史/著 233-241
「義務」という観念 上田 正行/著 242-249
太宰治「三月三十日」
  その諸相
北原 泰邦/著 250-256
「良記暦」の太宰治 池田 亨/著 257-267
太宰治ビブリオグラフィー
  研究参考書二〇〇一補遺二〇〇六
山内 祥史/著 268-281
「走れメロス」評釈 5 近藤 周吾/著 282-292
「葉桜と魔笛」評釈 3 三谷 憲正/著 293-308