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    ゲルト・ハルダッハ
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若島 正/編 -- 研究社 -- 2011.6 -- 930.278

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /930.2/ナ/ 116431354 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ
タイトルカナ カキナオス ナボコフ ヨミナオス ナボコフ
著者 若島 正 /編, 沼野 充義 /編  
著者カナ ワカシマ タダシ,ヌマノ ミツヨシ
出版者 研究社
出版年 2011.6
ページ数 2,364p
大きさ 20cm
ISBN13桁 978-4-327-47224-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 930.278
内容紹介 終わりのない「書きなおし」あるいは「改訂」の作家であったナボコフを読みなおす試み。京都で開催された国際ナボコフ学会での研究発表論文を中心に構成。編者らによる「賜物」をめぐる対談なども収録。
著者紹介 1952年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。著書に「乱視読者の新冒険」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
『ロリータ』再訪
  新たな注釈者として
モーリス・クチュリエ/著,樋口 友乃/訳 5-28
「カスビームの床屋」再訪
  いつも失敗する読者
秋草 俊一郎/著 29-41
魔法の絨毯を折り重ねる
  『記憶よ、語れ』と『ロリータ』
エレン・パイファー/著,的場 いづみ/訳 42-53
ハンバートの目にも涙 メドロック皆尾麻弥/著 54-64
『ロリータ』と英国大衆小説
  グリーン=ゴードン論争の背景をめぐって
若島 正/著 65-81
ナボコフの語りについて
  「クリスマス」の誤訳から
加藤 光也/著 85-92
『オネーギン』注釈から『青白い炎』までの道程
  ナボコフとロトマンの注釈を比較しながら
柿沼 伸明/著 93-108
『ベンドシニスター』の狂ったダッシュ、あるいは人間の姿をとった神の演じ方 リーランド・ド・ラ・デュランタイ/著,森 慎一郎/訳 109-119
心霊的サブテクストを透視する
  透明な対象
中田 晶子/著 120-132
セバスチャン・ナイトのその後 マイケル・ウッド/著,丸山 美知代/訳 133-152
「マドモワゼル・O」をめぐって
  アダム・サールウェル『ミス・ハーバート』
富士川 義之/著 155-171
ほとんど完成しているが、ほんの一部だけ手直しされている
  ナボコフ作品における終わりなき改訂
スーザン・エリザベス・スウィーニー/著,後藤 篤/訳 172-185
貼り込まれたテクスチャ 佐藤 亜紀/著 186-201
V・ナボコフのオルフェウス物語 杉本 一直/著 202-213
心理学者としてのナボコフ
  研究の進め方
ブライアン・ボイド/著,板倉 厳一郎/訳 214-234
ナボコフとロシア文学史 川端 香男里/著 237-246
亡霊ロシア詩人
  一九三〇年代末から一九五〇年代初頭におけるウラジーミル・ナボコフの詩学と地位
マリヤ・マリコヴァ/著,寒河江 光徳/訳 247-260
ナボコフと大脱出
  脚色から虚構へ
諫早 勇一/著 261-269
パラドックスと無限 小西 昌隆/著 270-280
過剰な文体的豊穣さ
  『賜物』はどのようなロシア語で書かれているのか
沼野 充義/著 281-294
ロシア語作家としてのナボコフ
  『賜物』のベルリンから『ロリータ』のアメリカへ
沼野 充義/述,若島 正/述 297-324