大庭 みな子/著 -- 日本経済新聞出版社 -- 2011.4 -- 918.68

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資料詳細

タイトル 大庭みな子全集 第24巻
タイトルカナ オオバ ミナコ ゼンシュウ
著者 大庭 みな子 /著  
著者カナ オオバ ミナコ
出版者 日本経済新聞出版社
出版年 2011.4
ページ数 755p
大きさ 20cm
ISBN13桁 978-4-532-17524-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 918.68
内容紹介 “女性文学”の新たな扉を開き、絶えず文学の根源を刺戟しつづけた作家・大庭みな子の全貌を伝える全集。第24巻は、各賞受賞の言葉、選考委員として関わった選評、講演、インタビュー、諸氏による大庭論・作品論などを収録。
著者紹介 1930~2007年。東京生まれ。津田塾大学英文学科卒業。「三匹の蟹」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。ほかの著書に「寂兮寥兮」「浦安うた日記」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
受賞の言葉 12-20
推薦文 21-28
選評 29-99
アラスカで読む『老子』
  一九八二年第二回徳島塾
100-110
感じるままに
  昭和59年度第20回家庭科研修会
110-130
文学とは
  高知市夏季大学ノート
130-132
文学における言葉
  岩国高校文化講演会
132-145
『啼く鳥の』に見る女性と男性の間柄 145-158
言葉の美しさを追求
  演劇を断念、小説へ転身
159-160
わが作品を語る 1 武田 勝彦/聞き手 161-169
わが作品を語る 2 武田 勝彦/聞き手 169-177
人間が帰属する場所
  孤独を代償に得る自由
177-178
消えない人間への不信 178-191
くり返す反省の中で
  日本とアメリカ体験的比較子育て考
191-199
女は不可解な生命体
  男だけの思考すべてが硬直
199-200
生活の原点を訪ねて
  9つの島に関連性知る
200-202
寄り添いたい感覚 大原 泰恵/聞き手 202-215
大庭みな子氏にきく
  『寂兮寥兮』刊行に際して
栗坪 良樹/インタビュー 215-222
自分自身にも不可解なもの人間を動かす“何か”を… 222-223
混沌の奥に潜むリアリティ 223-226
大山公爵夫人秘められた手紙 鈴木 健二/インタビュー 226-232
作家とその時代-芥川・直木賞50年-
  人間の生きる実感追究
232-233
女の表現、男の表現 233-246
『啼く鳥の』著者インタビュー 大和田 守/インタビュー・文 246-248
三面川という意味が気に入りまして 草柳 文恵/インタビュー・構成 248-249
「虹の橋づめ」大庭みな子さん 250
短編小説のようなエッセイ集 中島 久美子/文 251-252
大庭みな子さん語る 川口 晃/インタビュー・本誌 252-254
自由に読み楽しむ
  古典を流麗な文章で
254-255
肩ひじ張らずに描いた内面
  読売文学賞の人
255-256
だって、わかることなんかに興味がないんだもん。 鈴木 健次/インタビュー 257-264
生きる喜び 大村 知子/聞き手 265-266
名作を生み続ける 266-269
かたちなきものの魅力 269-276
解放された女たちの「かなしみ」それを忘れたふりはよくない 尾崎 真理子/聞き手 276-279
知識に縛られずに楽しめる作品 作者の人生が丸ごと伝わってくる 尾崎 真理子/聞き手 279-281
女性作家が無意識に描く予知夢 そこには現代そのものが息づく 尾崎 真理子/聞き手 281-284
作家のデビュー作「三匹の蟹」 284-285
子どものころから聞き知った街 人々から競馬場の話をよく聞く 285-286
今月のひと大庭みな子 尾崎 真理子/聞き手・構成 286-290
夫婦の階段
  作家を支え続けた夫の限りなき「内助の功」
谷口 桂子/構成・文 290-295
子供と自然 木村 俊介/インタビュー 295-301
死ぬ恐怖 今はもうない 尾崎 真理子/聞き手 301-303
荒地の抒情
  大庭みな子論
饗庭 孝男/著 336-347
『ふなくい虫』の詩的構造 平岡 篤頼/著 348-358
「女」の場-寓話と現実-
  大庭みな子『花と虫の記憶』『淡交』
大橋 健三郎/著 359-361
女の性という観点
  大庭みな子『霧の旅』(第Ⅰ部・第Ⅱ部)
上田 三四二/著 361-364
大庭みな子を読む 川西 政明/著 364-373
帽子の聴いた物語 吉増 剛造/著 373-375
根の深い木
  夢野
川村 湊/著 375-378
大庭みな子『霧の旅』Ⅰ・Ⅱ 三枝 和子/著 378-380
演劇的に構成される
  楊梅洞物語
古屋 健三/著 380-382
エコロジカルな解放
  三面川
佐伯 彰一/著 382-385
蔓草のような人間模様
  王女の涙
鈴木 貞美/著 385-386
人の生と関係性描く 富岡 幸一郎/著 386-387
大庭みな子と隠喩 三浦 雅士/著 387-406
久々の伝記文学名作 鶴見 俊輔/著 407-408
鳥たちの行方
  大庭みな子『啼く鳥の』をめぐって
菅野 昭正/著 408-426
「三匹の蟹」ふたたび リービ英雄/著 426-432
作品の評価について
  大庭みな子『ふなくい虫』の場合
田邊 園子/著 432-446
一族の歴史を立体的に描く佳篇
  二百年
増田 みず子/著 446-447
共生と循環
  大庭みな子の<森の世界>の変容
水田 宗子/著 448-460
大庭みな子『海にゆらぐ糸』
  「作り話」のもたらすもの
宮内 淳子/著 461-472
小説家の魂の源泉
  『初めもなく終わりもなく』を読む
加賀 乙彦/著 472-475
らしくなるか、らしくならないか
  女性の<宿命>を考え直す
ミチコ・ニイクニ・ウィルソン/著 475-488
黒い大きなもの
  舞へ舞へ蝸牛
イルメラ日地谷=キルシュネライト/著 488-496
書き続けることが運命 道浦 母都子/著 496-503
幻想と美と男
  大庭みな子2、漂流・渋面・ヒューモア
千石 英世/著 504-513
呼びかけに応じた多くの情熱
  テーマで読み解く日本の文学
清水 良典/著 513-515
大庭みな子覚え書
  『浦島草』を中心に
野村 忠男/著 515-535
二十弗札の行方あるいは霧の中 千葉 一幹/著 535-541
初期作品に見る「蟹の目」 田中 弥生/著 541-546
大庭みな子の笑い
  『海にゆらぐ糸』『わらべ唄夢譚』『楽しみの日々』より
江種 満子/著 546-557
新たな関係性の構築に向けて
  大庭みな子の文学世界
与那覇 惠子/著 557-573
『啼く鳥の』試論
  叙述の形態としての記憶
田 鳴/著 573-586
七里湖という場所 タン・ダニエラ/著 586-590
トーテム・ポールと浦島伝説 勝又 浩/著 590-606