内村 剛介/著 -- 恵雅堂出版 -- 2011.4 -- 081.6

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資料詳細

タイトル 内村剛介著作集 第5巻
タイトルカナ ウチムラ ゴウスケ チョサクシュウ
著者 内村 剛介 /著, 陶山 幾朗 /編集・構成  
著者カナ ウチムラ ゴウスケ,スヤマ イクロウ
巻の書名 革命とフォークロア
出版者 恵雅堂出版
出版年 2011.4
ページ数 610p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-87430-045-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 081.6
内容紹介 わが国の論壇、ロシア文学界に大きな影響を与えた内村剛介の文業を集大成。第5巻は、終生ロシアに寄せた根本的な関心の在り処「ロシアとは何か」という問いをめぐる文章群から収録、構成する。巻末に解説・解題を付す。
著者紹介 1920~2009年。栃木県生まれ。満洲国立大学哈爾濱学院卒業。評論家、ロシア文学者。敗戦とともにソ連に抑留され、56年帰国。北海道大学教授などを務めた。著書に「呪縛の構造」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
逆説のロシア 11-25
ことば・うた・民衆 26-46
チャストゥーシカのダイナミズム 47-52
ロシアに“ナショナルな”地霊
  ゴーゴリとドストエフスキー
53-70
フォークロアと文学
  さまがわりロシア文芸史
71-75
まじめなおふざけ
  オクジャワのパロディと現代文学過程
76-87
ロシア・ナロードの名誉回復 88-91
ロシアは唄と涙に富む
  ヴィソツキーの慟哭
92-97
邪宗門徒の不逞な“イコーナ”イメージ 98-102
関連書から 103-115
ロシア風物誌(抄) 119-210
おロシャ今昔物語(抄) 211-255
モスクワの子どもたち 259-260
ナロードの心性 261-262
保守する味・ロシア 263-266
柔らかい頑固 267-273
大地のアイデンティティ
  「母なる大地」とは
274-276
秘密のパラドックス 277-285
私事の交流をいま
  ソ連のもの思う人びとに寄せる
286-291
やくざカクシン 295-349
マフィアの土壌・ロシア 350-397
ロシアの賢愚 398-411
十月革命の残照
  ドイッチャー『武装せる予言者』
415-420
大陸草原の思想
  デスターリニゼーションの基点
421-440
敗者の弁証法 441-444
トロツキーと日本の風土 445-447
スターリニズムの原基
  トロツキー『スターリン』
448-451
スターリンは“トロツキスト”である 452-456
ブレスト・リトフスクからクロンシュタットへ 457-460
革命家のカルチュアとはなにか 461-463
勝利は思想の中絶によってあがなわれた 464-485
現代文学と革命思想 486-495
<カオ>と<顔>の間 496-510
レーニン
  暴力革命肯定のニヒリスト
511-518
ソビエト的人間と共産主義
  現代の言語変質について
519-543
万里の長城
  民俗の深部
547-553
魯迅の“復権”は面白くない… 554-558
不信の時代のモニュメント 559-562
巴金の時間
  負け方の研究
563-569
関連書から 570-576
解説=内村剛介を読む
  ロシア文学者としての内村剛介
沼野 充義/著 577-598