佐藤 厚/著 -- 泉文堂 -- 2011.4 -- 366.9

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /366.9/サ/ 116442377 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル キャリア社会学序説
タイトルカナ キャリア シャカイガク ジョセツ
著者 佐藤 厚 /著  
著者カナ サトウ アツシ
出版者 泉文堂
出版年 2011.4
ページ数 3,4,242p
大きさ 21cm
一般件名 産業社会学 , キャリアデザイン
ISBN13桁 978-4-7930-0374-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 366.9
内容紹介 正社員だけでなく非正規社員、若年層や高齢者などを対象に、キャリアに関する内的、外的ふたつの視点を援用しつつ、キャリア形成もしくは人材育成の環境の変化や問題点などにアプローチする。

目次

第1章 キャリア環境の変化とキャリア研究
  1 はじめに
  2 キャリア環境の変化とキャリア研究
  3 内的キャリアの重要性
  4 本書の研究課題と構成
  補論1 X型キャリアのゆらぎと人事制度
  1 はじめに
  2 X型キャリアの展開する範囲の変化
  3 勤続年数・同一企業定着率・転職率・転職希望率の動向
  4 キャリア志向の実相と変化
第2章 キャリア・アンカーと仕事意識-技術者の事例-
  1 問題意識と分析視点
  2 人的資源管理の変化と方向性
  3 自信ある技術分野の形成のプロセス
  4 自信ある技術分野と仕事意識
  5 人的資源管理の重視事項と技術者の意識の乖離
  6 まとめと含意
  補論2 人事労務管理の課題-今こそ企業と社員のマッティングをはかるべき
  1 はじめに
  2 企業の人材マネジメント方針と社員のキャリア志向
第3章 内部労働市場と職業別労働市場に馴染む現実-中小サービス業の事例-
  1 はじめに-問題関心と分析枠組み
  2 ILM及びOLMに馴染む事実の業種別傾向
  3 ILMとOLMの類型化とその特徴
  4 ILMとOLM別にみた教育訓練・能力開発の現状と課題
  5 まとめと政策的含意
  補論3 職業資格とキャリア
  1 はじめに
  2 職業資格,社会的職業能力評価制度-定義と機能-
  3 先行研究への捉え返し
第4章 非正規労働者の働き方とキャリア意識-若年層を中心に-
  1 はじめに
  2 正社員,パートタイマー,契約社員,派遣社員のプロフィール
  3 若年層のこれまでのキャリア
  4 過去のキャリア・現在の働き方・将来のキャリアビジョン
  5 非正規労働者の労働環境改善の方向-キャリアと発言・コミュニケーション
  6 まとめ-要約と含意
  補論4 非正規労働者の声をくみ上げる
  1 はじめに
  2 非正規労働者を組織化することの意義
第5章 職業キャリアと高齢期の就労見通し-団塊の世代を中心に-
  1 問題意識
  2 現在の職業と職業キャリアの特徴
  3 高齢期の就労見通しと希望するライフデザイン
  4 結びにかえて
  補論5 定年後のライフスタイルを考える-仕事中心から生活中心へ-
  1 はじめに
  2 定年前後のライフスタイルの変化
  3 就労をベースにした生活設計
  4 男性団塊の世代の縁構造の特徴
第6章 やりがいある仕事・WLB・キャリア意識
  1 はじめに-問題意識と分析枠組み
  2 4つの類型を構成する者の属性の特徴
  3 仕事にやりがい感があり,WLB満足度が高い働き方の特徴
  4 類型の特徴についての総合的な考察
  5 まとめと含意-結びにかえて-
  補論6 職業キャリアを継続する上で必要なこと-WLBの三つのレベル-
  1 問題意識
  2 会社レベル-WLBに関連した人事制度のねらいとしくみ-
  3 労働組合の取り組みと職場レベルの課題
第7章 キャリア志向と心理的契約
  1 問題意識
  2 キャリア志向によって組織への関わり方が異なる-調査データ-
  3 心理的契約の形成過程のモデルと2つの契約類型の得失
  4 人的資源管理にとっての含意-まとめに代えて-
終章 要約と含意
  1 キャリア環境の変化とキャリア研究
  2 マッティングのキーワードとしてのキャリア・アンカー
  3 Y型キャリアに馴染む現実としての中小企業の労働市場
  4 若年非正規労働者のキャリア
  5 団塊の世代の職業キャリアと高齢期の就労見通しにみられたX型,Y型の構図
  6 仕事のやりがい感・WLB・キャリアの自律性・キャリア支援環境
  7 キャリア志向と心理的契約
  8 X型キャリア揺らぎの下でのキャリア支援の方向性