小林 直樹/著 -- 岩波書店 -- 2011.3 -- 361.3

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資料詳細

タイトル 暴力の人間学的考察
タイトルカナ ボウリョク ノ ニンゲンガクテキ コウサツ
著者 小林 直樹 /著  
著者カナ コバヤシ ナオキ
出版者 岩波書店
出版年 2011.3
ページ数 10,321,10p
大きさ 22cm
一般件名 暴力
ISBN13桁 978-4-00-024776-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.3
内容紹介 暴力は人間の本性なのか? 人類は暴力をコントロールできるのか? 問題群を総論、現実、実相、統制の4部に大別し、各部2章ずつで核心的な問題の考察を行いながら、必要な基本データ・情報を整序し、暴力を総合的に研究。
著者紹介 1921年生まれ。東京大学名誉教授。専攻は法哲学、憲法学。大学を退いて以後、人間学の研究に専念し、総合人間学会を設立、2010年まで会長をつとめた。著書に「憲法学の基本問題」など。

目次

序論
第一部 総論
第一章 進化の中の人間と暴力
  第一節 生物進化と攻撃性
  第二節 進化における生理と環境
第二章 「社会」状態における暴力
  第三節 「自然」から「社会」へ
  第四節 国家権力と暴力
第二部 現実
第三章 国家および国際関係と暴力
  第五節 戦争
  第六節 現代戦争の況位
第四章 小社会の暴力
  第七節 暴力犯の現象学・その一
  第八節 暴力犯の現象学・その二
第三部 実相
第五章 暴力の原因・理由
  第九節 暴力の根本因・その一
  第一〇節 暴力の根本因・その二
第六章 暴力の存在性格
  第一一節 暴力の両義性と肯否論
  第一二節 暴力の「法則」および「効用」
第四部 統制
第七章 暴力の統制・総論
  本章の序説
  第一三節 暴力コントロールの諸原則
  第一四節 暴力統制史・瞥見
第八章 暴力統制の現実的方法
  第一五節 抑制の制度と規範
  第一六節 精神の可能性の模索