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    中野東禅
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廣川 和花/著 -- 大阪大学出版会 -- 2011.2 -- 498.6

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /498.6/ヒ/ 116411836 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近代日本のハンセン病問題と地域社会
タイトルカナ キンダイ ニホン ノ ハンセンビョウ モンダイ ト チイキ シャカイ
著者 廣川 和花 /著  
著者カナ ヒロカワ ワカ
出版者 大阪大学出版会
出版年 2011.2
ページ数 7,332p
大きさ 22cm
一般件名 ハンセン病
ISBN13桁 978-4-87259-378-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 498.6
内容紹介 病者処遇の法制度、自由療養地、私立療養所、外来診療、ハンセン病医学…。膨大な史料をもとに、ハンセン病者の「生存」を描き出す。「絶対隔離」の再検討から切り拓く病者の社会史。
著者紹介 大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻博士後期課程単位修得退学。博士(文学)、大阪大学。同大学総合学術博物館研究・教育部資料情報研究系助教(大学院文学研究科兼任)。

目次

序章 近代日本のハンセン病史をめぐって
  はじめに
第一章 ハンセン病者の処遇に関する法制度の再検討
  はじめに
  第一節 一九〇七年法下のハンセン病者の処遇
  第二節 一九三一年法下のハンセン病者の処遇
  おわりに
第二章 「根本的癩予防策要項」とハンセン病者の療養形態
  はじめに
  第一節 問題の所在
  第二節 湯之沢部落におけるハンセン病療養
  第三節 ハンセン病者の療養形態概念をめぐって
  第四節 地域におけるハンセン病者の受容と排除の論理
  おわりに
第三章 近代日本におけるハンセン病者救療事業の特質
  はじめに
  第一節 聖バルナバミッションの概要と研究課題
  第二節 聖バルナバミッションの事業展開と財政
  第三節 聖バルナバミッションに関する通説の再検討
  第四節 聖バルナバミッションにおけるハンセン病者の生活
  おわりに
第四章 戦前・戦時期大阪におけるハンセン病者の処遇
  はじめに
  第一節 大阪皮膚病研究所の設立
  第二節 大阪皮膚病研究所の治療方針と病者観
  第三節 桜井方策のハンセン病研究とハンセン病観
  第四節 大阪におけるハンセン病者の処遇決定の過程
  おわりに
第五章 戦前・戦中期日本のハンセン病医学のヒストリオグラフィ
  はじめに
  第一節 ヨーロッパにおけるハンセン病医学の進展と国際会議
  第二節 近代日本ハンセン病医学の黎明期(一八八〇年代~一九〇九年)
  第三節 研究の分化(一九一〇年~一九二七年)
  第四節 日本癩学会設立とハンセン病医学(一九二八年~一九四五年)
  おわりに
第六章 補論 近代日本のハンセン病の世界史的位置
  はじめに
  第一節 アシュミードと日本のハンセン病
  第二節 ハンセン病の内と外
  第三節 ハンセン病と日本の社会階層
  おわりに
終章 総括と展望