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    山田幸三
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三浦 要/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2011.2 -- 131.1

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /131.1/パ/ 116420894 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル パルメニデスにおける真理の探究
タイトルカナ パルメニデス ニ オケル シンリ ノ タンキュウ
著者 三浦 要 /著  
著者カナ ミウラ カナメ
出版者 京都大学学術出版会
出版年 2011.2
ページ数 295p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-87698-984-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 131.1
内容紹介 存在論を唱えたギリシア最大の哲学者パルメニデス。ギリシア語原文の丁寧な解読によって新しいパルメニデス像を提示する、古代ギリシア哲学の分水嶺。
著者紹介 1958年山口市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定満期退学。京都大学博士(文学)。金沢大学人間社会学域人文学類教授。共著に「西洋哲学史の再構築に向けて」など。

目次

第1章 探究のプログラム
  はじめに
  1 何を学ぶべきなのか?
  2 「思わく」叙述の中立性
  3 「思わく」をいかに学ぶか?
第2章 真理の「こころ」としての「ある」ということ
  はじめに
  1 「ある」ということと主語
  2 「ある」ということの意味
  3 主語なき「ある」
  4 「あるもの」と「あること」
第3章 「あること」、感覚、そして思惟
  はじめに
  1 吟味批判としての「エレンコス」
  2 「ロゴス」と感覚
  3 「あること」と思惟と言説
  4 「エレンコス」と「ロゴス」の内実
第4章 禁じられた道
  はじめに
  1 「三つの道」説の検討
  2 「二つの道」説の検討
  3 禁じられた「思わく」の道
  4 「思わく」の道の表現形式
第5章 「あること」と生成
  はじめに
  1 不生論証の形式的問題
  2 不生論証(1)
  3 不生論証(2)
  4 「あるもの」は無時間的か持続的か?
  5 不生不滅と無時間性
第6章 「あること」と「一」
  はじめに
  1 連続・不可分割論証(1)
  2 不生不滅論証
  3 連続・不可分割論証(2)
  4 不動・完結論証(1)
  5 完結論証(2)
第7章 「思わく」の虚構と真実
  はじめに
  1 「思わく」の評価をめぐって
  2 「思わく」の評価をめぐって
  3 見解・判断としての「思わく」
  4 真理探究の場と「思わく」
第8章 パルメニデス以後
  はじめに
  1 エレア派の後継者
  2 クラゾメナイのアナクサゴラス
  3 エンペドクレス
  4 原子論
  5 アポロニアのディオゲネスの一元論
  おわりに
結語
補遺 パルメニデス著作断片全訳