大橋 完太郎/著 -- 法政大学出版局 -- 2011.2 -- 135.3

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資料詳細

タイトル ディドロの唯物論
タイトルカナ ディドロ ノ ユイブツロン
副書名 群れと変容の哲学
著者 大橋 完太郎 /著  
著者カナ オオハシ カンタロウ
出版者 法政大学出版局
出版年 2011.2
ページ数 15,385,58p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-588-15063-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 135.3
内容紹介 百科全書的体系知の根底にうごめく「奇形」への眼差し、同時代の化学や生理学にもとづくラディカルな自然史的認識はいかに形成されたのか。著作群への鋭利で精密な分析を通じて、従来のディドロ像を書き換える。
著者紹介 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論)博士課程単位取得退学。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任講師。

目次

第一部 弁証法の手前側
  第一章 分裂と抵抗
  第二章 ラモーは自己疎外的な精神たりうるか?
  第三章 悪しきパントマイム
  第一部結論
第二部 抽象と形象
  第一章 盲者の感性論と唯物論的一元論
  第二章 聾啞者と魂の位相に見るディドロ感覚論の基礎づけと展開
  第三章 ヒエログリフ的思考、あるいは微細さと同時性について
  第二部結論
第三部 表象と実在
  第一章 タブローを貫くディドロの唯物論
  第二章 ディドロの中国観における進歩と道徳
  第三章 絵画のなかを歩くことはどのようにして可能か?
  第三部結論
第四部 化学的思考と物質論
  第一章 ディドロにおける化学的思考の意義とその萌芽
  第二章 十八世紀における化学的思考の問題系
  第三章 ディドロにおける化学的世界観
  第四部結論
第五部 一般性と怪物性
  第一章 ディドロにおける自然史的思考と唯物論
  第二章 生理学と政治学
  第五部結論
結論
補論 十八世紀自然史概念における一般性の領域