石村 智/著 -- 溪水社 -- 2011.1 -- 270

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /270/イ/ 116371055 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ラピタ人の考古学
タイトルカナ ラピタジン ノ コウコガク
著者 石村 智 /著  
著者カナ イシムラ トモ
出版者 溪水社
出版年 2011.1
ページ数 8,262p
大きさ 22cm
一般件名 遺跡・遺物-オセアニア
ISBN13桁 978-4-86327-119-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 270
内容紹介 人類未踏の地であったオセアニアの海洋世界に初めて拡散し、適応することに成功したラピタ人。オセアニア考古学を専門とする著者が、これまでのラピタ遺跡の発掘調査の成果に基づいて、その実像を解明する。

目次

第一章 ラピタ人とは何か
  オセアニアの住人の起源をめぐって
  ヘイエルダールとコンティキ号
  ラピタ人の発見
  ラピタ研究の進展と「台湾起源説」
  「メラネシア自生説」とラピタ・ホームランド・プロジェクト
  ラピタ研究の近年の動向
第二章 ラピタ人の起源とオーストロネシアンの拡散
  言語学的見地
  考古学的見地
  自然人類学的見地
  総合的シナリオ
第三章 ラピタ人の文化と社会
  ラピタ人の生きた環境
  ラピタ人の物質文化
  ラピタ人のセトルメント
  ラピタ人の墓制
  ラピタ人の生業
  ラピタ人の言語
  ラピタ人の社会組織
第四章 ラピタ文化の編年
  文様の編年的検討:型式学的分析
  器形の編年的分析
  装飾技法の編年的分析
  土器の変化とラピタ文化の解体
第五章 フィジー・モツリキ島の考古学的研究
  モツリキ島・ナイタンバレ遺跡における調査の背景
  古地形復元とセトルメント・パターン
  ナイタンバレ遺跡出土土器の分析
  ナイタンバレ遺跡の年代
  胎土分析による産地分析
  動物遺存体の分析
  ラピタ人骨「マナ」の分析
  まとめ
第六章 フィジー・ボウレワ遺跡の考古学的研究
  ボウレワ遺跡における調査の背景
  ボウレワ遺跡出土土器の分析
  ボウレワ遺跡の年代
  古地形復元とセトルメント・パターン
  ボウレワ遺跡の意義とラピタ人の拡散スピード
第七章 適応としてのラピタ人の拡散戦略
  ラピタ人の拡散パターン
  r戦略とK戦略
  島嶼環境への適応
  ホームランド効果と威信財システム
  まとめ-「海の社会」からの視点