小堀 聡/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2010.12 -- 501.6

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資料詳細

タイトル 日本のエネルギー革命
タイトルカナ ニホン ノ エネルギー カクメイ
副書名 資源小国の近現代
著者 小堀 聡 /著  
著者カナ コボリ サトル
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2010.12
ページ数 5,423p
大きさ 22cm
一般件名 エネルギー-歴史
ISBN13桁 978-4-8158-0660-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 501.6
内容紹介 戦後日本の高度成長への道を拓いたエネルギー革命の歴史的意義を、戦前期から1960年に至る長期的視野で位置づけ直し、資源制約に対応した経済社会の形成過程を示す。戦後経済史・環境史の理解に新たな扉を開く一冊。

目次

序章 エネルギー革命再考
  1 本書の課題
  2 分析手法と構成
第Ⅰ編 エネルギー節約の取り組み-1920~55年
第1章 エネルギー節約政策の誕生
  はじめに
  1 燃科節約への関心の高まり
  2 大阪:燃焼指導の誕生
  3 大阪から全国へ
  おわりに
第2章 熱管理の時代
  はじめに
  1 熱管理政策の始動
  2 アジア太平洋戦争期の熱管理政策
  3 復興期の熱管理政策
  おわりに
第3章 鉄鋼業におけるエネルギー節約技術の発展
  はじめに
  1 第1次世界大戦後のエネルギー節約
  2 「満洲」昭和製鋼所の熱管理
  3 戦時期の熱管理
  4 復興期の熱管理
  おわりに
第Ⅱ編 エネルギー革命の進展とエネルギー政策-1950年代
第4章 1950年代のエネルギー政策
  はじめに
  1 重油への転換と石炭との競合
  2 1950年代のエネルギー政策
  おわりに
  補論 1950年代の熱管理政策
第5章 電力業のエネルギー革命
  はじめに
  1 電力設備近代化計画
  2 油主炭従政策の成立
  おわりに
第Ⅲ編 エネルギー需要増大への対応-1955~60年
第6章 石油産業の1950年代
  はじめに
  1 設備投資の動向
  2 品質向上の進展
  3 石油港湾に対する現状認識
  4 用船期間の長期化と自社船の拡充
  5 石油港湾整備政策の進展
  おわりに
第7章 タンカー大国へ
  はじめに
  1 徳山海軍燃料廠跡地の払い下げ
  2 1955年初頭の建設構想
  3 徳山製油所の建設
  4 徳山製油所の波及効果
  おわりに
第8章 臨海開発とエネルギー革命
  はじめに
  1 横浜市の埋立事業
  2 根岸湾埋立事業の決定
  3 開発の目的,反対運動の思想
  4 根岸湾臨海工業地帯の建設
  おわりに
終章 エネルギー制約の「解決」
  1 エネルギー革命への道
  2 エネルギー,高度成長,公害