松本 尚久/著 -- 筑摩書房 -- 2010.12 -- 779.13

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /779/マ/ 120796677 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 落語の聴き方楽しみ方
タイトルカナ ラクゴ ノ キキカタ タノシミカタ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 松本 尚久 /著  
著者カナ マツモト ナオヒサ
出版者 筑摩書房
出版年 2010.12
ページ数 199p
大きさ 18cm
一般件名 落語
ISBN13桁 978-4-480-68852-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 779.13
内容紹介 落語とは何かを考えつつ、その聴き方・楽しみ方を探る落語論。人が落語を聴いて笑う理由、登場人物の名、落語における時間の流れ方、落語家のしごと、上方と関東の違いなどから、落語という芸の特異性に迫る。
著者紹介 1971年東京都生まれ。放送作家。明星大学非常勤講師。NHK「ふれあいラジオパーティー」などを構成。落語会のプロデュース・構成なども行う。著書に「芸と噺と」がある。

目次

はじめに
第一章 落語の視点
  「悲劇」と「喜劇」の線引きは? 落語を聴いてなぜ笑うのか?
  落語は自分を笑う
第二章 二人目の人
  引き立て役が主役 醒めたまなざし 落語はハレを拒む
  泥棒が必ず失敗する理由 居残り佐平次の悪事が成功する理由
第三章 名のある人と名のない人
  八五郎って、誰? 「物語」の役割
第四章 落語の中に流れる時間
  落語は歴史と「切れて」いる フィクションの中の「時間」
  落語と時代背景 落語が古典化した時代
第五章 落語家のしごと
  「地の語り」を語るのは誰か? 落語の綱渡り
  語り手の位置 落語家は小説家に似ている 落語と作者
  マクラの意味 落語の遠近法
第六章 落語の背景
  与太郎の居場所 上方と関東の違い
第七章 人情ばなし
  落語はなぜ人情ばなしを生み出したのか? 二つの船徳
  人情ばなしの功罪
第八章 現代の落語
  「古典」とは何か? 記憶装置としての落語
終章 「景清」と「心眼」
  落語は、超越的な存在を確信しない
あとがき
主な参考文献