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    イアン・ニッシュ
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石川 輝吉/著 -- 筑摩書房 -- 2010.11 -- 134.94

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /134/ニ/ 120797543 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ニーチェはこう考えた
タイトルカナ ニーチェ ワ コウ カンガエタ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 石川 輝吉 /著  
著者カナ イシカワ テルキチ
出版者 筑摩書房
出版年 2010.11
ページ数 191p
大きさ 18cm
ISBN13桁 978-4-480-68850-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 134.94
内容紹介 熱くてグサリとくる言葉の人、ニーチェ。だが、もともとはまじめで弱くて、斜に構えた青年だった。徹底的に挫折しても、再び立ち上がることができるのはなぜか? 等身大のニーチェ像と、その哲学を紹介する。
著者紹介 1971年静岡県生まれ。明治学院大学国際学研究科博士後期課程修了(国際学博士)。桜美林大学、日本社会事業大学非常勤講師、和光大学オープンカレッジ「ぱいでいあ」講師。

目次

序章 うじうじした小さな人間のための哲学
  熱くてグサリとくる言葉の人、ニーチェ/うじうじした小さな人間のための哲学/アンチのヒーローはいまどこに?/ニーチェの哲学の裾野は広い
第一章 二人の神さま
  <いい子>だった/若き大学教授の誕生/エリート街道の裏に/青春と神さま/ショーペンハウアーのほんものの哲学/どんなにがんばっても、どんなに人類が進歩しても/音楽は理想世界の予感/ワーグナーというほんものの音楽
第二章 ほんとうのある人
  三つの道ゆき/ボロボロのニーチェ/自分の理想を問う/アポロンとディオニュソス/プロメテウスの神話/ニーチェがたたかおうとした相手/威勢のよかった青年文筆家
第三章 徹底的に台無しにすること
  小さくなっていくニーチェ/ワーグナーと別れて/失恋にも似たような/冷ややかな哲学/不信を生きる/ぼくはこのゲームには加わらない/だんだんと明るくなる/「神は死んだ!」/永遠回帰
第四章 人間、このちっぽけな
  ルー・ザロメとのこと/中心テーマは、生を肯定すること/ちっぽけな人間とはわたしたちのこと/強い者と弱い者/弱い者はねじくれる/虚無への意志/醜い小さな人間/なんだアイツ!/どうせオレなんてダメだ!/死ね、死にたい、すべてなくなれ/けっこう危うい「ほんとうは」/なかなかやめられないルサンチマン
第五章 うじうじくよくよからよろこびへ
  書き上げられなかった『力への意志』/けっこう広いニーチェの「ニヒリズム」/理想主義とニヒリズム/懐疑論とニヒリズム/行動するニヒリズム/ニヒリズムに欠けているもの/じつは身近なニヒリズム/「どうせ」という態度/永遠回帰というある受けとめの方法/うじうじはくよくよ/世界には根拠や目的はない/永遠回帰というニヒリズムの徹底/よろこびが生きる意味をつくる
第六章 みんな苦しんで大きくなった
  自分のうちからよろこびを探る/「力への意志」のやっかいさ/人間は大きくなろうとする/うれしいこと、苦しいこと/自己増大と自己保存/人間は自分を守ろうとする/当たりまえがくずれるとき/みんな苦しんで大きくなった/ニーチェも苦しんで大きくなった
  あとがき
  参考文献