山口 良平/共著 -- 化学同人 -- 2010.11 -- 437

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資料詳細

タイトル ベーシック有機化学
タイトルカナ ベーシック ユウキ カガク
著者 山口 良平 /共著, 山本 行男 /共著, 田村 類 /共著  
著者カナ ヤマグチ リョウヘイ,ヤマモト ユキオ,タムラ ルイ
出版者 化学同人
出版年 2010.11
ページ数 9,244p
大きさ 26cm
一般件名 有機化学
ISBN13桁 978-4-7598-1439-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 437
内容紹介 化学系ばかりでなく、すべての自然科学系大学生を対象に、有機化学の基礎知識と基礎概念を容易に習得できるよう、簡潔にわかりやすく解説。章立てを大幅に整理・修正し、半期の授業で使いやすいように組み直した第2版。
著者紹介 1947年東京都生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。

目次

序章 有機化合物の歴史と現代有機化学の役割・意義
PART Ⅰ 有機化学の基礎概念
1章 有機化合物の電子構造と化学結合
  1.1 化学結合
  1.2 酸と塩基
  <章末問題>
  <トピックス>立体構造式と分子モデル
2章 有機化合物の分類・命名法および有機反応の基礎
  2.1 有機化合物の分類
  2.2 有機化合物の命名のしかた
  2.3 有機反応のかたちとしくみ
  <章末問題>
  <トピックス>形の特異な有機分子とその名称
3章 有機化合物の立体構造
  3.1 立体異性体の分類
  3.2 立体配座異性体
  3.3 立体配置異性体
  <発展項目>
  3.4 中心性キラリティー以外のキラリティー
  <トピックス>絶対不斉合成
  <章末問題>
PART Ⅱ 有機化合物の基本構造と反応
4章 脂肪族化合物の基本骨格と反応
  4.1 アルカンとシクロアルカン
  4.2 アルケン
  4.3 アルキン
  <発展項目>
  4.4 アルケンとアルキンのそのほかの重要な反応
  4.5 共役ジエンの反応
  4.6 分子軌道と協奏反応
  <章末問題>
  <トピックス>生理活性天然物アルケンとアルキン
5章 芳香族化合物の基本骨格と反応
  5.1 芳香族化合物の構造と性質
  5.2 芳香族化合物の反応
  <発展項目>
  5.3 芳香族化合物のそのほかの重要な反応
  <章末問題>
  <トピックス>芳香環を含む医薬品と発がん物質
PART Ⅲ 官能基をもつ有機化合物とその反応
6章 有機ハロゲン化物
  6.1 有機ハロゲン化物
  6.2 有機ハロゲン化物の反応
  <発展項目>
  6.3 求核置換反応に及ぼすそのほかの重要な効果
  <章末問題>
  <トピックス>有機ハロゲン化物の光と影
7章 アルコールとフェノール,およびエーテルとエポキシド
  7.1 アルコールとフェノール
  7.2 エーテルとエポキシド
  <発展項目>
  7.3 エーテルのそのほかの重要な反応と性質
  7.4 関連する含硫黄化合物
  <章末問題>
  <トピックス>お茶とポリフェノール効果
8章 アルデヒドおよびケトン
  8.1 アルデヒドとケトン
  8.2 アルデヒドとケトンの反応
  <発展項目>
  8.3 そのほかの重要な反応
  <章末問題>
  <トピックス>分子認織は化学のキーワード
9章 カルボン酸およびカルボン酸誘導体
  9.1 カルボン酸
  9.2 カルボン酸誘導体
  9.3 ニトリル
  <発展項目>
  9.4 ラクタムの合成
  <章末問題>
  <トピックス>合成高分子と生分解性プラスチック
10章 カルボニル化合物のもう一つの性質と反応性
  10.1 ケト-エノール互変異性
  10.2 α水素の酸性度とエノラートアニオンの生成
  10.3 エノラートアニオンの反応
  <発展項目>
  10.4 エノラートアニオンおよびエナミンが関与するそのほかの重要な反応
  10.5 1,4-付加反応(共役付加反応)
  <章末問題>
  <トピックス>環境問題を科学的に捉えるための三つの指針
11章 アミンおよびその誘導体
  11.1 アミンとその誘導体
  11.2 アミンの合成
  11.3 アミンの反応
  <章末問題>
  <トピックス>神経系に作用するアミン誘導体
PART Ⅳ 生体物質の有機化学
12章 基本となる生体物質
  12.1 炭水化物(糖質)
  12.2 核酸とその関連物質
  12.3 脂質
  12.4 アルカロイド
  <章末問題>
  <トピックス>生体内で情報報物質として働く糖鎖
13章 アミノ酸・タンパク質,および酵素
  13.1 アミノ酸とタンパク質
  13.2 酵素と酵素反応
  <章末問題>
  <トピックス>緑色蛍光タンパク質の発見