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    北京有色金属研究総院
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ナタリー・エニック/[著] -- 岩波書店 -- 2010.10 -- 723.35

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /723.3/エ/ 116432527 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 芸術家の誕生
タイトルカナ ゲイジュツカ ノ タンジョウ
副書名 フランス古典主義時代の画家と社会
著者 ナタリー・エニック /[著], 佐野 泰雄 /訳  
著者カナ エニック ナタリー,サノ ヤスオ
出版者 岩波書店
出版年 2010.10
ページ数 13,264,86p
大きさ 22cm
一般件名 画家-フランス , 古典主義(美術)
ISBN13桁 978-4-00-022779-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 723.35
内容紹介 フランス古典主義時代に、手職従事者としての絵師はいかにして天与の才能を持つ芸術家となったか? その社会的表象を変化させていく経緯を、種々の方法論と膨大な先行研究を活用しながら総合的に跡づける。
著者紹介 1955年生まれ。フランス国立科学研究所センター主任研究員。著書に「ゴッホはなぜゴッホになったか」「物語のなかの女たち」など。

目次

第一章 アカデミーの設置と職能団体の高級専門職化
  アカデミー設置要求
  設置要求の論理
  問題の打開
  刷新
  高級専門職化
第二章 線描系技芸に与えられた特権
  装飾系技芸から線描系技芸へ
  図像の権能
  絵画の勢威
  愛好家と収集家
  境界的立ち位置
第三章 図像制作の分散化と階層化
  制度的空間
  制作活動の地理的分布
  図像のマーケット
  ジャンルの階層性
  芸術家-実態から表象へ
第四章 イメージの自由学芸化
  徒弟修業、教育、素質
  報酬の形態
  名の拡大
  卓越モデルの多様化
  合法化と認知
第五章 作品を見るまなざしの理論化
  美術論の展開
  審美的受容の諸段階
  透視図法から描画術へ
  デッサンから色彩へ
  新旧論争-古代派から近代派へ
  あるがまま、あるいは、美しき自然
  良いマニエール、悪いマニエール
  規則から才能へ
第六章 「美術」の発明
  格上げから再分類へ
  諸学芸(アール)、文芸(レットル)、科学(シアンス)
  諸技芸(アール)に対する美術(ボザール)
  「ネゴーティウム」<仕事>から「オーティウム」<余暇>へ-芸術の非実用性
第七章 「芸術家」の出現
  漂う語義
  絵画制作の召命化