永田 憲史/著 -- 関西大学出版部 -- 2010.9 -- 326.41

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /326.4/ナ/ 116715467 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 死刑選択基準の研究
タイトルカナ シケイ センタク キジュン ノ ケンキュウ
著者 永田 憲史 /著  
著者カナ ナガタ ケンジ
出版者 関西大学出版部
出版年 2010.9
ページ数 14,258p
大きさ 22cm
一般件名 死刑
ISBN13桁 978-4-87354-499-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 326.41
内容紹介 永山事件第一次上告審判決以後、現在に至るまでの死刑選択基準を分析することに主眼を置き、死刑を選択し又は死刑を選択した判決を維持した判決文の解析を行う。
著者紹介 1976年三重県生まれ。京都大学大学院法学研究科民刑事法専攻博士課程研究指導認定退学。関西大学法学部准教授。98年司法試験合格。

目次

第一章 はじめに
第二章 永山事件第一次上告審判決に至るまでの状況
第三章 永山事件第一次上告審判決以後の動向
  第一節 永山事件第一次上告審判決とその評価
  第二節 永山事件第一次上告審判決後の状況
  第三節 死刑選択基準の適用動向
  第四節 刑訴法四一一条二号による破棄の基準
第四章 検察官上告五事件の検討
  第一節 はじめに
  第二節 事案及び判旨
  第三節 事案の検討
  第四節 一連の判断の傾向
第五章 検察官上告五事件に対する判断後の動向
  第一節 はじめに
  第二節 概況
  第三節 検察官上告事件
  第四節 小括
第六章 犯行当時少年であった被告人に対する死刑選択基準
  第一節 問題状況
  第二節 永山事件第一次上告審判決以後に犯行当時少年である被告人に対してなされた死刑判決
  第三節 犯行当時少年であった被告人に対する死刑選択の概況
  第四節 犯行当時少年であった被告人に対する死刑選択基準の動向
  第五節 判例における年齢や精神的な未熟さの評価
  第六節 市川事件及び連続リンチ殺人事件の検討
第七章 光市事件第一次上告審判決の理論的検討
  第一節 はじめに
  第二節 光市事件第一次上告審判決
  第三節 理論的検討
  第四節 まとめ
第八章 光市事件第一次上告審判決後の動向
  第一節 はじめに
  第二節 概況
  第三節 二名の裁判官が刑訴法四一一条二号による破棄を相当とする反対意見を述べた決定
  第四節 原判決の死刑の科刑が最高裁において維持された被殺者一名の事件
  第五節 検察官上告事件
第九章 光市事件差戻控訴審判決の理論的検討
  第一節 はじめに
  第二節 光市事件差戻控訴審判決
  第三節 光市事件差戻控訴審判決の特徴
  第四節 おわりに
第一〇章 おわりに
  第一節 裁判員制度実施に至るまでの状況
  第二節 光市事件最高裁判決及び差戻控訴審判決の影響並びにその解決策
資料一 最高裁において永山事件第一次上告審判決以降に確定した死刑判決一覧
資料二 最高裁において第二次世界大戦終戦後に犯行当時少年の被告人に対して確定した死刑判決一覧
資料三 刑訴法四一一条二号により破棄された死刑に関する判決一覧
資料四 永山事件第一次上告審判決以降に控訴審でなされた無期懲役の判断に対して死刑選択基準に関する判例違反を主張して検察官によりなされた上告を棄却した最高裁の決定一覧
資料五 最高裁において裁判官が刑訴法四一一条二号による破棄を相当とする反対意見を述べた決定一覧