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「名作」で鍛えるトコトン考える力
貸出可
宮川 俊彦/著 -- 毎日新聞社 -- 2010.8 -- 900
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
じどう
/900/ミ/
120791116
児童一般
可能
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資料詳細
タイトル
「名作」で鍛えるトコトン考える力
タイトルカナ
メイサク デ キタエル トコトン カンガエル チカラ
著者
宮川 俊彦
/著
著者カナ
ミヤガワ トシヒコ
出版者
毎日新聞社
出版年
2010.8
ページ数
219p
大きさ
20cm
一般件名
文学
ISBN13桁
978-4-620-32011-3
言語
jpn
分類記号
900
内容紹介
古今東西の一度は読んだことのある名作物語を多面的な読み方で読み直すことによって、自由な発想、考える力が身につく、「読解」の入門書。『毎日小学生新聞』掲載を書籍化。
著者紹介
1954年長野県生まれ。国語作文教育研究所所長。作家・教育評論家。作文表現教育の第一人者。著書に「子どもの頭は作文力で決まる!」「行間力」など。
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目次
はじめに
第1講 「親切」を考える
鬼太はなぜ女の子を助けたか-おにたのぼうし
サソリの目的は何だったのか-サソリとカエル
変でも「あり得る」と考える-笠地蔵(1)
人はどんなとき笠を被せるか-笠地蔵(2)
助ける根拠、助けない根拠は何か-おぼれる子ども
第2講 「幸福・生き方」を考える
姫の両親はどんな人?-鉢かづき姫
耐えるときに真理を見よ-三国志
貧しさを受け入れる生き方-貧乏神の正体は
真理を求める人と現実を生きる人-ニュートンとエリザベス
完ぺきでなければだめかな?-いやな質問・矛盾
本当の幸せって何だろう-アンナ・カレーニナの冒頭
第3講 「約束」を考える
なぜ苦難を選んだのか-走れメロス
本来の自分に戻れるものとは?-羽衣伝説
五色の鹿は隠れるしかないのか-鹿の涙
悲しい恋しかできない運命-雪女
書いていない部分を想像しよう-神女
第4講 「賢さ」を考える
なぜ成功したのかな?-長靴をはいたネコ
女神は人の心の奥まで分かるか?-正直じいのなた
作品の意図と構図を読み解け-すずめを捕まえる方法
恐れを利用し、まんまと成功-鬼の利用法
事実を知ることは正しいか?-笑われた仏師
だまされたのはなぜか-トロイの木馬
第5講 「愛情・友情」を考える
傑作はいろんな読み方ができる-泣いた赤鬼
母子と父の気持ちになって-里の秋
つらいのに、人を笑わせるすごさ-ベロ出しチョンマ
いつも敵味方は決まっているのか-メンドリとツバメ
鏡に映った自分とは何か-白雪姫
豆テストから王妃の資格を読む-エンドウ豆の上のお姫さま
第6講 「社会・集団」を考える
村人に落ち度はないか-オオカミ少年
なぜ鬼が島に行くのか?-桃太郎
正解サイズに合わせる世の中-黄金のベッド
なぜ行進をやめないのか?-裸の王様
明治の文化人の思いは?-小諸なる古城のほとり
まねればいいってもんじゃない-芋を転がす
なぜ約束を守り、なぜ信じるのか-サルのむこ殿
「みんな同じ幸せ」でいいの?-にじいろのさかな
第7講 「自分」を考える
「私」という個人を前面に出す-吾輩は猫である
本当の自分をどう知るの?-オオカミと影
富士山と月見草は何を表すか-富嶽百景
心をいろいろな手法で考える-盗賊袴垂
性格を読んで作戦成功-天の岩戸
鈴を付けたいと思わせるには-ネコに鈴
わざと負けてみた心の中は?-稲妻大蔵
人が思っていることは本当に真実か-山わろときこり
第8講 「変化」を考える
運命、人生の構造として考える-きつねのおきゃくさま
罪を感じ、そしてどうするか-賢い象
「眠り」「魔法」「イバラ」の本当の意味は?-眠れる森の美女
傍観する姿勢でいいか?-「方丈記」の冒頭
お金をためて、どうするの?-すてきな三人組
「みんな同じ」では考えが浅い-トンチンカン
自分と対面し、独自の境地に-満開の桜の下で
人に変化をもたらすものは何か-美女と野獣
第9講 「見ること」を考える
全体像を見失っていないか?-赤ずきんとオオカミの会話
映像を思い浮かべよう-俳句「古池や…」
人から離れ、全体を見ること-稲むらの火
君はどんな「場面」を思うかな-ちいさい秋見つけた
木を正しく見たら森は見えてくる-カフカの「こま」
異なる時流が逃げ場所になった?-時計は子ヤギを守ったのか
命のドラマを描ききるすごさ-めくらぶどうと虹
第10講 「神・運命」を考える
自分を飾るのは間違いか?-王さまになれなかったカササギ
迎えに来ると本当に信じていたか-手紙
ポイントは「なぜ丸太か」-王を欲しがったカエル
たった数行に、すごい意味-バベルの塔
願いがすべてかなうのは怖い-聞く地蔵聞かぬ地蔵
子は親のものではない-かぐや姫
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