山内 祥史/編 -- 和泉書院 -- 2010.5 -- 910.268

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閲覧室 /910.268/ダザ/18 116679812 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 太宰治研究 18
タイトルカナ ダザイ オサム ケンキュウ
著者 山内 祥史 /編  
著者カナ ヤマノウチ ショウシ
巻の書名 <作品論Ⅱ>随想「悶悶日記」から「九月十月十一月」まで
出版者 和泉書院
出版年 2010.5
ページ数 246p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-7576-0556-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 「悶悶日記」「先生三人」「九月十月十一月」といった、これまで単独で論じられることのなかった随想を含む太宰作品を論究し、新しい発見を提示する。全集未収録の書簡なども紹介。
著者紹介 神戸女学院大学名誉教授。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「破産」論
  西鶴「三匁五分曙の鐘」とのゆきあい
安田 義明/著 1-14
太宰治「悶悶日記」について
  『晩年』から『人間失格』への道
池田 純溢/著 15-24
三枚の原稿用紙
  太宰治「走ラヌ名馬」の行方
中島 国彦/著 25-30
「先生三人」について 関口 安義/著 31-40
春夫と旅行できなかつた話 半田 美永/著 41-43
読者太宰治の耳
  音について
山本 亮介/著 44-53
「檀君の近業について」について 赤塚 正幸/著 54-56
思案の敗北 小澤 保博/著 57-65
一日の労苦
  <内>と<外>を繫ぐもの
長原 しのぶ/著 66-76
創作活動の転機へ
  太宰治における創作主体確立の型を随想に読む
酒井 敏/著 77-87
答案落第
  反転する<落第>・中期太宰文学への道筋
森本 隆子/著 88-101
太宰治と緒方隆士
  「緒方氏を殺した者」について
木村 功/著 102-107
一歩前進二歩退却
  潜伏する「魔物」
吉田 悦志/著 108-112
「校長三代」と「学生群」
  「再生」する回想
相馬 明文/著 113-120
太宰治「女人創造」論
  否定形による創造
宮崎 三世/著 121-130
「むかしの亡者」といまの亡者 杉浦 静/著 131-136
「九月十月十一月」について 水川 布美子/著 137-147
拒まれし<私>の物語
  <もう一つの富士>遠望
川島 秀一/著 148-160
「富嶽百景」と吉岡禅寺洞「単一の精神」
  方法としての「浄化」
斎藤 理生/著 161-170
テクストをめぐる承認・配置・受容
  「有明淑の日記」/太宰治「女生徒」
松本 和也/著 171-181
太宰治全集未収録書簡 櫛引 洋一/著 182-189
三田循司と太宰治
  太宰治全集未収葉書六通の紹介を中心に
山内 祥史/著 190-209
三上義雄宛封書・福島保夫宛葉書各一通 井上 雅敬/著 210-214
太宰治ビブリオグラフィー二〇〇五 山内 祥史/著 215-221
「走れメロス」評釈 4 近藤 周吾/著 222-232
「葉桜と魔笛」評釈 2 三谷 憲正/著 233-241