米田 綱路/著 -- 凱風社 -- 2010.5 -- 070.4

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /070.4/ヨ/ 116432741 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ジャーナリズム考
タイトルカナ ジャーナリズムコウ
叢書名 本に拠る
著者 米田 綱路 /著  
著者カナ ヨネダ コウジ
出版者 凱風社
出版年 2010.5
ページ数 830p
大きさ 20cm
一般件名 ジャーナリズム
ISBN13桁 978-4-7736-3404-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 070.4
内容紹介 「ことば」よりほかに武器なき無冠の帝王・ジャーナリズムは、「単独者」としてたたかう精神においてしか存在しえないのではないか-。書評を土台に、現行の活字ジャーナリズムを批判的に考察する。
著者紹介 1969年奈良県生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科修士課程修了。週刊書評紙『図書新聞』スタッフライター、上智大学文学部新聞学科非常勤講師。著書に「モスクワの孤独」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
ノンフィクションとフィクションのあわい
  辺見庸
20-64
自立と自律を探るルポルタージュ
  鎌田慧
65-103
ジャーナリズムを問い続けたジャーナリスト
  筑紫哲也
104-135
戦後が戦後であった時代への賛歌、哀歌
  本田靖春と社会部記者
136-158
「いのちき」する記録文学
  松下竜一
159-192
近代ジャーナリズムの先駆者たち
  成島柳北、陸羯南、太田朝敷、宮武外骨
193-253
ジャーナリズムにおける腐敗の構造
  言論統制と新聞社、そして「押し紙」
256-302
戦後日本に引き継がれた時代経験
  小川五郎、増山太助、そして瀧川事件、読売争議
303-323
言論の自由の脈流
  憲法、横浜事件、『風流夢譚』事件
324-352
戦中・戦後を生きた新聞人たち
  松本重治、藤田信勝、森正蔵、須田禎一、池宮城秀意
353-400
戦後精神の古典的形態について
  思想体験の交錯、批判的知性の課題
401-416
批評の精神、図書館の美学
  戸坂潤、中井正一
418-449
グーグルからグーテンベルクへ
  デジタル化時代のインキュナブラ(初期印刷本)
450-476
「職業としての編集者」の思想
  吉野源三郎の歴史哲学とジャーナリズム
477-498
出版人たちの相貌
  高橋昇、内川千裕、松本昌次、小尾俊人、西谷能雄、柏原成光
499-544
ブックデザインと印刷の仕事師たち
  田村義也、長谷川憲一、貝原浩、鈴木一誌
545-565
本をめぐる風景
  ナウカ神保町店、書肆アクセス、駸々堂書店、東京堂書店・小島清孝、ジュンク堂書店・福嶋聡
566-586
フォト・ドキュメンタリーの世界
  本橋成一、樋口健二、趙根在、豊田直巳
587-616
冤罪と死刑
  刑事司法の「正義」
618-637
六〇年後の松川裁判
  新たな研究・回想と広津和郎の精神
638-660
未完のオウム裁判と下山事件
  麻原裁判と“下山病”
661-684
歴史の事実と歴史学の実践
  家永教科書裁判、大量虐殺の社会史研究
685-699
メディア規制が進む時代のなかで
  報道被害、「口封じ」訴訟、志布志事件、朝日新聞阪神支局襲撃事件
700-734
沖縄密約とジャーナリズムの敗北
  西山記者事件、沖縄密約文書開示請求訴訟
735-763
総合雑誌の消滅、横浜事件の教訓
  『月刊現代』休刊と再審免訴
764-791