武井 博美/著 -- 彩流社 -- 2010.3 -- 930.26

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資料詳細

タイトル ゴシックロマンスとその行方
タイトルカナ ゴシック ロマンス ト ソノ ユクエ
副書名 建築と空間の表象
著者 武井 博美 /著  
著者カナ タケイ ヒロミ
出版者 彩流社
出版年 2010.3
ページ数 276,39p
大きさ 19cm
一般件名 小説(イギリス)-歴史 , ゴシック建築
ISBN13桁 978-4-7791-1539-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 930.26
内容紹介 18世紀中葉から19世紀初頭にかけて、イギリスで流行したゴシックロマンスの主要作品を取り上げ、その中に描かれる建築を軸にゴシックロマンスの変遷をたどり、イギリス文学における建築や空間表象の重要性を明らかにする。
著者紹介 都留文科大学・高崎経済大学ほか講師。

目次

序章 ゴシックロマンスにおける建築
  1 中世と<ゴシックなるもの>
  2 ゴシックロマンスとロマン主義
  3 ゴシック的美意識とアルプス越え
  4 ゴシック批評の流れ
  5 本書の構成について
第一章 息づく城
  1 閉ざされた扉
  2 建築と結びつく人物たち
  3 舞台の特異性
第二章 <無限>という名の恐怖
  1 ベックフォードとウォルポール
  2 『ヴァセック』の建造物
  3 <実体>から<空間>へ
第三章 反転する住居と牢獄
  1 <住居>としての建築
  2 <監禁場所>としての建築
  3 『マンク』の地獄絵図
第四章 廃墟と大自然
  1 建築としての氷河
  2 テラーとホラー-ラドクリフとルイスとの比較考察
  3 高低差のある舞台-ベックフォードとの比較考察
第五章 虚構と現実の館
  1 日常の閉塞感
  2 監禁と追放
  3 屋敷の外側・内側
第六章 窓を通して見る世界
  1 境界としての窓
  2 監禁されるヒロインと分身
  3 粋組みの崩壊
第七章 自己対峙の場所
  1 ゴシシズムと心の闇
  2 影法師としての登場人物
  3 窓を挟んで
結論 文学における建築の表象