末田 智樹/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2010.4 -- 673.83

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資料詳細

タイトル 日本百貨店業成立史
タイトルカナ ニホン ヒャッカテンギョウ セイリツシ
副書名 企業家の革新と経営組織の確立
叢書名 MINERVA現代経営学叢書
著者 末田 智樹 /著  
著者カナ スエタ トモキ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2010.4
ページ数 11,534,9p
大きさ 22cm
一般件名 百貨店-歴史
ISBN13桁 978-4-623-05632-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 673.83
内容紹介 三越、松坂屋をはじめ、高島屋、大丸、阪急百貨店、伊勢丹、岩田屋の7つの百貨店を対象に、明治後期から昭和戦前期における日本の百貨店業の成立過程を明らかにする。百貨店業研究の網羅的文献一覧表付き。
著者紹介 1967年福岡県生まれ。中部大学人文学部准教授。博士(経済学/岡山大学)、博士(学術/昭和女子大学)。著書に「藩際捕鯨業の展開」など。

目次

序章 問題意識と課題
  一 本書の問題関心
  二 日本における百貨店史研究の意義
  三 百貨店史研究の課題
  四 本書の分析方法
第Ⅰ部 呉服店の百貨店化と経営革新
第1章 明治期における百貨店の創業と営業展開
  一 研究史の整理と課題
  二 三井家による呉服業の分離と再編
  三 三井呉服店の改革と日比翁助の入店
  四 日比の経営活動と東京本店の営業展開
  五 中村利器太郎による大阪支店の再興活動と営業展開
  六 三越の成立と意義
第2章 呉服系百貨店の成立期における経営動向
  一 研究史の整理と課題
  二 成立期三越の経営動向
  三 成立期高島屋の経営動向
  四 三越の役割と高島屋の発展
第3章 明治・大正期における百貨店の多店舗体制の確立
  一 研究史の整理と課題
  二 伊藤祐民の百貨店創立活動と株式会社化
  三 名古屋本店の成立
  四 東京上野店の成立
  五 松坂屋の成立と意義
第4章 大正・昭和期における伝統呉服店の百貨店化
  一 研究史の整理と課題
  二 近世・明治期の経営動向
  三 大丸における企業家活動
  四 大正・昭和期の経営動向
  五 大丸の成立と意義
第Ⅱ部 ターミナルデパートの誕生と日本百貨店業の成立
第5章 昭和初期における百貨店の立地展開
  一 研究史の整理と課題
  二 小林一三の百貨店構想
  三 ターミナルデパートの成立と立地展開
  四 阪急百貨店の経営展開と経営組織の変革
  五 昭和戦前期の大都市におけるターミナルデパートの普及
  六 阪急百貨店の成立と意義
第6章 昭和初期における新興百貨店の生成
  一 研究史の整理と課題
  二 大正・昭和初期の東京における呉服系百貨店の経営展開
  三 初代小菅丹治ど伊勢丹呉服店の躍進
  四 二代小菅丹治による百貨店への転換
  五 伊勢丹の成立と意義
第7章 昭和戦前期における地方百貨店の勃興と百貨店業の成立
  一 研究史の整理と課題
  二 大正・昭和初期における百貨店業界の成立過程と立地動向
  三 福岡市の発展と九州地方における百貨店の立地状況
  四 福岡市における呉服系ターミナルデパートの成立
  五 岩田屋の成立と意義
終章 総括と展望
  一 本研究による成果
  二 残された課題