山脇 由貴子/著 -- 筑摩書房 -- 2010.4 -- 371.47

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /371/ヤ/ 120710744 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 大人はウザい!
タイトルカナ オトナ ワ ウザイ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 山脇 由貴子 /著  
著者カナ ヤマワキ ユキコ
出版者 筑摩書房
出版年 2010.4
ページ数 175p
大きさ 18cm
一般件名 青年心理学
ISBN13桁 978-4-480-68837-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 371.47
内容紹介 子どもが発する「ウザい!」という言葉には、願望や期待、落胆、怒り、悲しみなど、大人へのたくさんのメッセージが込められている。子どもの「ウザい」という気持ちを理解し、大人の「思い」を伝えるための大切さを説く。
著者紹介 1969年東京生まれ。東京都児童相談所の児童心理司。著書に「教室の悪魔」「あの子が部屋から出てこないのはどうしてだろう?」「子育てをしない男には女のスゴサがわからない」など。

目次

はじめに
第1章 子どもが親をウザい! と思う時
  誰とつきあおうと私の勝手でしょ
  友達のことを悪く言うな!
  パソコンやゲームをしているだけで、どうしてそんなに怒るのか
  秘密にしてること、友達のお母さんに言わないでよ!
  勝手に日記やケータイ見ないでよ!
  自分だけが正しいと思ってる。俺の言ってることも認めてよ
  受験とか勉強のことばっかり。他に「生きる意味(歓び)」の話とかないの?
  目の前で、喧嘩ばかりしないで
  ▷で、どうする?
第2章 子どもが教師をウザい! と思う時
  いつもしつこく質問攻め
  独断で悪者を決めつける
  言ってること正しいと思うときもあるけど、その言い方なんとかならない?
  子どもの味方のふりをする教師
  正論を押し付けないで
  汚い教師
  間違いを認めない
  ▷で、どうする?
  子どもが先生を「ウザい」と思う時/子ども社会のルール/言葉の裏に込められたメッセージ/犯人探しではなく、悪いことをさせない環境を作る/個別性のある関係を作ることの重要性/叱りすぎない、無闇にほめない/自我と欲求不満耐性/先生だからこそ、「かっこいい大人」であることの意味
第3章 テレビ(メディア)や街で見かけるウザい大人
  当事者でもないのに分かったふうなことを言う、高みに立った年寄り評論家
  「昔はこうだった」みたいなことばっかり言う大人
  知ったかぶりのあたかも「若者の代表」ヅラした若い評論家
  他人の批判しかしない政治家
  ニュースと新聞の意味
  みっともない大人たち
  いい歳して誘ってくるオヤジ
  ▷で、どうする?
  マスコミに登場する大人達/好きでい続けるには理由がある/「みっともない」大人/子どもは子どもで忙しい
第4章 ウザいと思われない大人って
  大人なんだから、子どもなんだから/感情の消化/「教える」よりもまず聞いてあげる、分かってあげる/失敗と挫折の必要性/現代の子ども達の人間関係/インターネットと携帯電話の与えた影響/危険にさらされる子ども達/子どもを守るために大人のすべきこと/大人社会の与える影響/大人として、あるべき姿