近藤 幹生/著 -- 風間書房 -- 2010.3 -- 372.106

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地下書庫 /372.1/コ/ 116317124 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 明治20・30年代における就学年齢の根拠に関する研究
タイトルカナ メイジ ニジュウ サンジュウネンダイ ニ オケル シュウガク ネンレイ ノ コンキョ ニ カンスル ケンキュウ
副書名 三島通良の所論をめぐって
著者 近藤 幹生 /著  
著者カナ コンドウ ミキオ
出版者 風間書房
出版年 2010.3
ページ数 5,159p
大きさ 22cm
一般件名 日本-教育 , 教育制度-歴史
ISBN13桁 978-4-7599-1787-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 372.106
内容紹介 日本における6歳就学の根拠とは? 先行研究から明治5年「学制」期を概括し、就学年齢の根拠の議論について検討。続いて、文部省学校衛生行政で活躍した三島通良の役割と所論をめぐり、就学年齢の議論を分析する。
著者紹介 1953年生まれ。聖徳大学大学院博士課程修了。博士(児童学)。白梅学園短期大学保育科准教授。著書に「保育園と幼稚園がいっしょになるとき」など。

目次

序章 就学年齢6歳の根拠をさぐる
第1章 明治初期の就学年齢の根拠に関する議論
  本章の課題
  第1節 明治初期の筑摩県における就学年齢
  第2節 文部省での「学制」審議と就学年齢
  本章の総括
第2章 日本における学校衛生学の導入と明治20・30年代の就学年齢の議論
  本章の課題
  先行研究及び調査文献
  第1節 小学校における学齢未満幼児たちの在籍
  第2節 学齢未満児の就学禁止通達の比較
  第3節 明治期の学校衛生学と明治29年通達
  第4節 文部省の就学年齢・就学課題への認識
  第5節 第三次小学校令と学校衛生
  本章の総括
第3章 三島の育児書『ははのつとめ』における家庭育児観
  本章の課題
  『ははのつとめ』及び家庭育児観に関する先行研究
  第1節 家庭育児観と仮説提示
  第2節 『ははのつとめ』にみる家庭育児観
  第3節 学校衛生学と家庭育児観
  第4節 三島の家庭育児観の背景
  本章の総括
第4章 三島通良の6歳就学論に関する検討
  本章の課題
  本章の総括
第5章 明治20・30年目における教育雑誌にみる就学年齢の議論
  本章の課題
  第1節 先行研究と主題
  第2節 『教育時論』主筆・湯本による議論の呼びかけと7歳就学論
  第3節 明治30年・明治31年の『教育時論』にみる7歳就学論と6歳就学論
  第4節 湯本の7歳就学論と澤柳政太郎との論争
  第5節 小松定市「児童の入学年齢に就いて」
  本章の総括
終章 三島の所論が果たした役割
  本章の課題
  本章の総括