勝亦 志織/著 -- 笠間書院 -- 2010.2 -- 913.3

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閲覧室 /913.3/カ/ 116674755 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 物語の<皇女>
タイトルカナ モノガタリ ノ コウジョ
副書名 もうひとつの王朝物語史
著者 勝亦 志織 /著  
著者カナ カツマタ シオリ
出版者 笠間書院
出版年 2010.2
ページ数 5,272,4p
大きさ 22cm
一般件名 物語文学 , 皇族 , 女性(文学上)
ISBN13桁 978-4-305-70505-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.3
内容紹介 王権論や天皇制の議論のなかで見過ごされてきた皇女・女院という女性たちに注目し、改めて物語研究の側から、歴史とは違う物語独自の意識を探り、王朝物語生成の意味と「天皇家」の問題を考える。
著者紹介 1978年静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。学習院大学文学部日本語日本文学科助教。

目次

序章 王朝物語とは何か
第一章 平安王朝文学における<皇女>
  第一節 『源氏物語』以前
  第二節 『源氏物語』
  第三節 『源氏物語』以後
第二章 中世王朝物語における<皇女>
  第一節 『いはでしのぶ』における一品宮
  第二節 『いはでしのぶ』における女院
  第三節 『いはでしのぶ』における前斎院
  補論 「いはでしのぶ」恋と<皇女>
第三章 <天皇家>における女性の役割
  第一節 物語史における斎宮と斎院の変貌
  第二節 斎宮・斎院・一品宮、そして女院へ
  第三節 「中宮」という存在(一)
  第四節 「中宮」という存在(二)
第四章 王朝物語享受の一端
  第一節 物語享受の影響
  第二節 「梅枝」巻の物語引用
終章 <皇女>のあり方と「天皇家」