大島 資生/著 -- ひつじ書房 -- 2010.2 -- 815.1

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資料詳細

タイトル 日本語連体修飾節構造の研究
タイトルカナ ニホンゴ レンタイ シュウショクセツ コウゾウ ノ ケンキュウ
叢書名 ひつじ研究叢書
著者 大島 資生 /著  
著者カナ オオシマ モトオ
出版者 ひつじ書房
出版年 2010.2
ページ数 15,313p
大きさ 22cm
一般件名 日本語-構文論
ISBN13桁 978-4-89476-457-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 815.1
内容紹介 日本語の連体修飾節を概観し、連体修飾節特有の問題を検討。また、連体修飾節構造のうち、従来「内容補充の関係」と呼ばれてきたものを中心に、「という」の機能、「因果名詞」と「感情名詞」などについて考察する。
著者紹介 1963年生まれ。東京都出身。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学留学生センター准教授。博士(言語学)。

目次

第1部 日本語連体修飾節構造総論
第1章 連体修飾節の2分類
  1.はじめに
  2.内の関係と外の関係
  3.「内の関係」「外の関係」の概観
第2章 連体修飾節の統語的・意味的特徴
  1.連体修飾節の統語的特徴
  2.連体修飾節の基本的意味機能
  3.連体修飾節の統語的特徴と意味機能
第3章 「は」と連体修飾節構造
  1.はじめに
  2.「は」の基本的機能
  3.連体修飾節に入れることができる「は」(1)
  4.“対比”の「は」
  5.連体修飾節に入りにくい「は」
  6.連体修飾節に入れることができる「は」(2)
  7.おわりに
第4章 現代語における主格の「の」について
  1.はじめに
  2.「の」主格節の分布
  3.主格の「の」と連体の「の」
  4.要素の介在可能性
  5.主格の「の」に先行する成分
  6.主格の「の」の機能
  7.仮説の傍証
  8.おわりに
第5章 動名詞節について
  1.はじめに
  2.問題のありか
  3.動名詞体言止め用法について
  4.動名詞の統語的特質
  5.動名詞節の成立条件
  6.2つの事象を結びつける表現
  7.動名詞節の周辺
  8.おわりに
第2部 日本語連体修飾節構造各論
第1章 「命題補充の連体修飾節構造」について
  1.はじめに
  2.従来の考察
  3.考察対象について
  4.「同格連体名詞」の4つの典型例
  5.おわりに-南(1974)の4段階とのかかわり
第2章 連体修飾節構造に現われる「という」の機能について
  1.はじめに
  2.従来の研究とその問題点
  3.「命題補充」の連体修飾節構造
  4.「という」が必須となる場合の条件
  5.「という」が介在するための条件
  6.「という」が必要な場合と不要な場合
  7.おわりに
第3章 因果関係を表わす連体修飾節構造
  1.はじめに
  2.「という」と「命題補充」の関係-問題点
  3.因果名詞vs.感情名詞
  4.おわりに
第4章 日本語連体修飾節構造における修飾節と主名詞の意味関係
  1.はじめに
  2.「可能性」類名詞の意味機能
  3.「程度」
  4.感情・思考名詞
  5.「可能性」類名詞がとる修飾節が形づくる修飾関係
  6.「可能性」類名詞に類した名詞
  7.おわりに
第5章 名詞の統語的・意味的分類の試み
  1.はじめに
  2.考察対象
  3.分類の手順
  4.分類
  5.おわりに
第6章 現代日本語における「Xの」の諸相
  1.はじめに
  2.「の」の分布概観
  3.外池(1990)について
  4.「の」の各用法について
  5.おわりに
第7章 補文構造に現われる「こと」と「の」について
  1.はじめに
  2.「こと」の特性
  3.「の」の特性
  4.おわりに