板坂 則子/著 -- 笠間書院 -- 2010.2 -- 913.56

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閲覧室 /913.5/タ/ 116680166 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 曲亭馬琴の世界
タイトルカナ キョクテイ バキン ノ セカイ
副書名 戯作とその周縁
著者 板坂 則子 /著  
著者カナ イタサカ ノリコ
出版者 笠間書院
出版年 2010.2
ページ数 10,677,32p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-305-70501-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.56
内容紹介 現存する板本や稿本から馬琴の創作過程を辿り、その手法や、潜在意識にある発想の型を探る。そこから馬琴が目指した「娯楽としての読書」がどのように存在しえたかを考え、読書史の中で馬琴が果たした役割を考察する。
著者紹介 1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専修大学文学部教授。専攻は日本近世文学文化。

目次

第一章 馬琴合巻
  1 化政期合巻の世界
  2 馬琴著作の稿本に見る「役者」と「役柄」
  3 馬琴合巻における似顔絵使用役者一覧
第二章 馬琴読本
  『占夢南柯後記』
  4 『占夢南柯後記』の成立
  5 『占夢南柯後記』稿本に見る画師北斎と作者馬琴
  『南総里見八犬伝』
  6 『南総里見八犬伝』の構想
  7 「稗史七則」発表を巡って
  8 『南総里見八犬伝』の執筆
  9 『南総里見八犬伝』の書誌
第三章 馬琴戯作の原型
  10 馬琴戯作における想像力の原型
  11 瀧澤家の人々-女性たちをめぐって-
第四章 戯作の読者と読書
  12 草双紙の読者
  13 楚満人と馬琴
  14 浮世絵における女性読書像の変遷