小柳 正司/著 -- 大学教育出版 -- 2010.1 -- 372.53

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閲覧室 /372.5/コ/ 116289059 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル リテラシーの地平
タイトルカナ リテラシー ノ チヘイ
副書名 読み書き能力の教育哲学
著者 小柳 正司 /著  
著者カナ コヤナギ マサシ
出版者 大学教育出版
出版年 2010.1
ページ数 166p
大きさ 19cm
一般件名 アメリカ合衆国-教育 , 識字運動 , 教育哲学
ISBN13桁 978-4-88730-946-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 372.53
内容紹介 「リテラシー」をめぐる1980年代以降のアメリカにおける理論動向を踏まえ、「リテラシー」は単に読み書き能力の習得に限定されるものではなく、学校教育に内在する本質的な問題を析出するための鍵概念になることを論じる。

目次

第一章 識字と「精神の文字化」
  一.精神の文字化
  二.オラリティ(口頭文化)とリテラシー(文字文化)
  三.イヴァン・イリイチが提起するレイ・リテラシーの概念
  四.レイ・リテラシーの心性史
  五.レイ・リテラシーと言葉のコモンズ
第二章 「機能的リテラシー」の成立と展開
  一.「機能的リテラシー」とは何か
  二.端緒
  三.ユネスコにおける識字活動
  四.ウィリアム・グレイの「機能的リテラシー」の概念
  五.「機能的リテラシー」と経済開発
  六.経済中心主義への反省
第三章 機能的リテラシーの二つのモデル
  一.機能的リテラシーの官製モデル
  二.官製モデルの批判的考察
  三.機能的リテラシーのオールタナティヴ・モデル
第四章 パウロ・フレイレの識字教育理論
  一.フレイレの識字教育の方法
  二.フレイレの教育哲学
第五章 文化的リテラシーと国民の記憶
  一.E.D.ハーシュの「文化的リテラシー」論
  二.文化的リテラシーと公民教育
第六章 批判的リテラシーと文化的ポリティックス