堀 淳一/編 -- 竹林舎 -- 2009.12 -- 910.23

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閲覧室 /910.23/オ/ 116289562 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 王朝文学と音楽
タイトルカナ オウチョウ ブンガク ト オンガク
叢書名 平安文学と隣接諸学
著者 堀 淳一 /編  
著者カナ ホリ ジュンイチ
出版者 竹林舎
出版年 2009.12
ページ数 614p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代 , 邦楽-歴史
ISBN13桁 978-4-902084-88-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.23
内容紹介 王朝文学と音楽との間には密接な繫がりが存在する。いったい王朝文学にとって、音楽とはいかなる存在であったのか。王朝文学諸作品の音楽に対する多様な視点、方法を示す。
著者紹介 大阪教育大学教授。専攻は日本文学。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
日本音楽史研究の現在と王朝文学 福島 和夫/著 10-31
一条朝から白河朝に至るまでの楽制と王朝文学
  『栄花物語』を中心に
荻 美津夫/著 32-56
王朝社会における王卿貴族の楽統 豊永 聡美/著 57-88
奈良・平安時代の仏教儀礼と音楽・舞楽 澤田 篤子/著 89-115
『教訓抄』に見る王朝の雅楽 磯 水絵/著 116-149
古代東アジアにおける楽制・楽書と源氏物語 林 嵐/著 150-175
漢詩・和歌の披講における音楽性 青柳 隆志/著 178-193
歌謡と王朝物語との連関
  『うつほ物語』の神楽歌
飯島 一彦/著 194-215
平安文学と風俗圏歌謡
  『枕草子』と『紫式部日記』に見る催馬楽・風俗歌
小野 恭靖/著 216-233
音曲としての今様
  朗詠を機縁に、その唱謡の変遷を見つめる
小島 裕子/著 234-259
胡旋舞の寓意と表象
  光源氏と清盛との
荒木 浩/著 262-289
王朝文学・歴史資料における琴演奏描写の変遷
  古代日本のサウンド・スケープ論として
原 豊二/著 290-315
結集と予祝の男踏歌
  聖武朝から『源氏物語』への視界
浅尾 広良/著 316-354
ものの音の世界
  物語の女君と絃楽器
石田 百合子/著 355-376
後期物語と雅楽
  『狭衣物語』『夜の寝覚』『浜松中納言物語』の楽描写
植田 恭代/著 377-395
説話、歴史物語の中の音楽、舞楽 廣田 收/著 396-417
女房日記の音楽・舞楽
  『枕草子』と『紫式部日記』
小森 潔/著 418-435
江戸音曲における王朝文学受容 久保田 敏子/著 436-456
王権の音、そのはるかなる響き
  徳川将軍の舞楽とその絵画化をめぐって
松島 仁/著 457-481
江戸儒者の『源氏物語』注釈学と琴学史
  熊沢蕃山『源氏外伝』から荻生徂徠『琴学大意抄』へ
上原 作和/著 484-505
源氏物語の音楽・舞楽と准拠
  男踏歌をめぐって
秋澤 亙/著 506-529
源氏物語の文体と音楽
  うつほ物語との比較から
中川 正美/著 530-553
明石一族における箏の琴の相承
  小一条家流との相関
森野 正弘/著 554-578
琵琶弾く貴人の帰還
  紅葉賀巻から宿木巻へ
堀 淳一/著 579-602