井出 元/監修 -- ポプラ社 -- 2010.1 -- 123.4

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /123/ラ/ 120781794 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 『礼記』にまなぶ人間の礼
タイトルカナ ライキ ニ マナブ ニンゲン ノ レイ
叢書名 10代からよむ中国古典
著者 井出 元 /監修  
著者カナ イデ ハジメ
出版者 ポプラ社
出版年 2010.1
ページ数 124p
大きさ 22cm
一般件名 礼記
ISBN13桁 978-4-591-11068-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 123.4
内容紹介 中国の古典「礼記」を、子どもでも理解できるよう、やさしい読み下し文・訳文・解説を付けて紹介。「礼」を身につけるためのヒントとなる言葉をわかりやすく伝える。

目次

はじめに
この本の説明
1章 礼ってどんなもの?
  ●礼は回れるを釈て、美質を増す。[礼器篇]
  ●山に居て魚鼈を以て礼と為し、沢に居て鹿豕を以て礼と為すは、之を礼を知らざるものと謂う。[礼器篇]
  ●嘉肴有りと雖も、食わざれば其の旨きを知らざるなり。至道有りと雖も、学ばざれば其の善きを知らざるなり。[学記篇]
  ●子曰く、「敬にして礼に中らざる、之を野と謂い、恭にして礼に中らざる、之を給と謂い、勇にして礼に中らざる、之を逆と謂う」。[仲尼燕居篇]
  ●玉琢かざれば器を成さず。人学ばざれば道を知らず。[学記篇]
  ●今の教うる者は、其の点畢を呻り、其の訊を多くし、言数に及ぶ。進めて其の安きを顧みず、人を使いて其の誠を由いず、人を教えて其の材を尽くさず。[学記篇]
  ●楽は同を為し、礼は異を為す。同じければ則ち相親しみ、異なれば則ち相敬す。[楽記篇]
  ●凡そ音は人心より生ずる者なり。情中に動く、故に声に形る。声文を成す、之を音と謂う。[楽記篇]
  ●善く歌う者は、人をして其の声を継がしめ、善く教うる者は、人をして其の志を継がしむ。[学記篇]
2章 思いやりの心ってどんなもの?
  ●出ずるに必ず告げ、反れば必ず面す。[曲礼篇]
  ●妄に人を説ばしめず、辞費せず。[曲礼篇]
  ●身を修め言を践む、之を善行と謂う。[曲礼篇]
  ●先生に道に遭えば、趨りて進み、正しく立ちて手を拱す。[曲礼篇]
  ●坐するには必ず安く、爾の顔を執れ。[曲礼篇]
  ●後れて入る者有れば、閉して遂ぐること勿れ。[曲礼篇]
  ●祭祀は祈めず。[礼器篇]
  ●愛して而も其の悪を知り、憎んで而も其の善を知る。[曲礼篇]
  ●凡そ人の子為るの礼は、冬は温かにして夏は清しくし、昏に定めて晨に省みる。醜夷に在りては争わず。[曲礼篇]
3章 礼は人のためのもの
  ●先生に侍坐するときは、先生問えば、終りて則ち對う。[曲礼篇]
  ●父召すときは諾すること無かれ。先生召すときは諾すること無かれ。[曲礼篇]
  ●放飯すること毋れ。流【セツ】すること毋れ。固獲すること毋れ。羹を【アラノミ】すること毋れ。[曲礼篇]
  ●道きて牽かず。強めて抑えず。開きて達せず。[学記篇]
  ●辞無ければ相接らず。[表記篇]
  ●傲りは長ず可からず。欲は従にす可からず。[曲礼篇]
  ●学ぶ者に四失有り、教うる者必ず之を知るべし。人の学ぶや、或いは則ち多きに失し、或いは則ち寡きに失し、或いは則ち易きに失し、或いは則ち止るに失す。[学記篇]
  ●善く問いを待つ者は鐘を撞くが如し。之を叩くに小なる者を以てすれば則ち小しく鳴り、之を叩くに大なる者を以てすれば則ち大いに鳴る。[学記篇]
おわりに
さくいん