速水 融/著 -- 知泉書館 -- 2009.12 -- 611.221

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地域資料 L/612/ハ/ 116224924 成人地域 持禁 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近世初期の検地と農民
タイトルカナ キンセイ ショキ ノ ケンチ ト ノウミン
著者 速水 融 /著  
著者カナ ハヤミ アキラ
出版者 知泉書館
出版年 2009.12
ページ数 12,329,10p
大きさ 22cm
一般件名 太閤検地
ISBN13桁 978-4-86285-072-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 611.221
内容紹介 幕府が強力な集権力により、全国統治を実現した近世社会の基礎を支えた「石高制」。その制度を実現する手段であった検地の実態と、それが近世領主制確立のために担った役割を明らかにする。

目次

序章 検地と近世社会の形成
  一 「近世」の成立
  二 太閤検地論争
  三 検地の目的は?
  四 歴史観
  五 太閤検地の意義-石高制
第一章 近世領主制確立期における浅野氏
  一 序論
  二 浅野家について
  三 秀吉の家臣としての浅野氏
  四 近世領主としての浅野氏
  五 結び
第二章 近世初期の検地と本百姓身分の形成
  一 序論
  二 紀州浅野藩の成立と慶長検地
  三 検地帳の外形的考察
  四 分析-(一)土地
  五 分析-(二)農民関係
  六 結語
第三章 近世初期検地の性格と背景
  一 近世初期検地とは
  二 近世領主制の性格と社会的経済的構造
  三 近世初期検地の特質
  四 近世検地の意味するもの
第四章 検地帳登録人をめぐって
  一 序説
  二 検地帳登録人に関する諸学説
  三 問題はどこにあるか?
  四 紀州慶長検地帳登録人についての若干の分析
  五 結び
第五章 紀州慶長検地および検地帳の研究
  一 序
  二 戦国末期紀州の状勢と天正検地
  三 大名浅野氏の性格とその紀州入国
  四 検地帳の検討
  五 検地と近世領主制の確立
第六章 紀州北山地方の検地と一揆
  一 はじめに
  二 検地帳の無屋敷登録人
  三 天正検地帳と慶長検地帳
  四 紀州熊野一揆について
  五 戦国末期の熊野地方
  六 浅野氏入部と検地
  七 一揆の勃発とその経過
  八 北山地方の村落構造
  九 近世初期一揆の性格
第七章 領主の検地帳と村の検地帳
  一 牟婁郡賀田村の検地帳
  二 検地帳の記載様式
  三 史料批判の必要性
第八章 近世初期の家数人数改と役家について
  一 検地帳における問題点
  二 家数人数改に関する諸史料
  三 賦役と役家の性格
  四 近世初期における領主支配の特質