静永 健/著 -- 勉誠出版 -- 2010.1 -- 910.23

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閲覧室 /910.23/シ/ 116296815 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 漢籍伝来
タイトルカナ カンセキ デンライ
副書名 白楽天の詩歌と日本
著者 静永 健 /著  
著者カナ シズナガ タケシ
出版者 勉誠出版
出版年 2010.1
ページ数 300,6p
大きさ 20cm
一般件名 日本文学-歴史-古代 , 中国文学-歴史 , 白氏文集
ISBN13桁 978-4-585-05445-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.23
内容紹介 約1100年前、中国から日本へ伝来した「漢籍」。源氏物語をはじめとする「やまとことば」の文学に多大な影響を与えた唐代の詩人・白楽天による「白氏文集」から、日本そして東アジアの伝統文化を考える。
著者紹介 1964年生まれ。九州大学大学院人文科学研究院准教授。中国文学講座に所属。文学博士。著書に「白居易「諷諭詩」の研究」など。

目次

はじめに
第一部 漢籍のきた道
  最初に漢籍を読んだ日本人、菟道稚郎子
  悲劇の皇子、菟道稚郎子の最期
  『白氏文集』の衝撃
第二部 かぐや姫のくにへ
  平安文人たちと『白氏文集』
  月を仰ぎ見る妻へ
  『竹取物語』は何処から来たか
第三部 紅葉を愛でる人々
  「黄葉」が「紅葉」にかわるまで
  菅家廊下の渡来人
  菅原道真の漢詩表現と中国語
  家から出ない日の詩歌
第四部 日本人の古典、白楽天
  日中古典文学の「国境」
  日本人の好きな漢詩
  十三世紀の『白氏文集』
  白楽天、仏教徒になれなかった詩人
エピローグ
  漢詩の色