畑中 千晶/著 -- おうふう -- 2009.12 -- 913.52

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資料詳細

タイトル 鏡にうつった西鶴
タイトルカナ カガミ ニ ウツッタ サイカク
副書名 翻訳から新たな読みへ
著者 畑中 千晶 /著  
著者カナ ハタナカ チアキ
出版者 おうふう
出版年 2009.12
ページ数 340p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-273-03553-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.52
内容紹介 ストーリーテラーといわれる西鶴。その語り口の魅力はどこにあるのか。翻訳という異質な言語・文化を通して、西鶴の物語言説に新たな角度から光を当てる。
著者紹介 国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了。敬愛大学国際学部准教授。専攻は日本近世文学・比較文学。共著に「西鶴諸国はなし」など。

目次

序章 「西鶴らしさ」を問う
第一章 翻訳に導かれた物語言説論
  第一節 翻訳のうつしだすもの
  第二節 西鶴の物語言説論に向けて
第二章 変容する語り手
  第一節 『好色五人女』について
  第二節 語り手の認識と物語の時間構造
  第三節 物語の転機における人物造形
第三章 人称をめぐる問題
  第一節 三人称の物語における「ぞかし」
  第二節 一人称叙述の濃淡
第四章 『男色大鑑』の物語言説
  第一節 西鶴受容の背景
  第二節 新たな読みの可能性と問題点
  第三節 旋律の複数性
終章 続・「西鶴らしさ」